知って得する制作の裏話

クリアファイルに「ニス」はなぜ必要なのでしょうか? 2022/07/12

クリアファイルに「ニス」はなぜ必要なのでしょうか?

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[記事公開日付]2010/12/7  [最終更新日付]2022/07/12


クリアファイルは印刷をするときは、
シートの裏から4色を印刷し、白を印刷し、そしてニスを印刷します。

なぜクリアファイルにはニスを印刷する必要があるのか?
そこには理由があります。

クリアファイルのお見積もりをするときに、
「なんでニスが必要なの?無くせば安くなるでしょ、そうしてよ。」
というお客様のご要望が時々ございますが、当PPFACTORYでは、
なるべくニスも印刷することをお勧めしております。

たしかに安くはなるのですが、お勧めしない理由は、
「品質維持」のためです。
言い換えるとよい状態を長持ちさせたいと思っているからです。

ニスの正式名称は、UVフィルム用OPニスと申しまして、
OPとは「オーバーパック」という意味です。
つまり上からパックして保護する役割をニスは負っております

保護の役割をしているニスを印刷しないとしたら、
インクは先のとがったもので
引っかくと、削れたりしてしまいます。
また、摺れたりすると擦り傷がついてしまいます。
PPFACTORYでは、クリアファイルを手にした消費者の方が、
もらって少しつかったら削れたり擦り傷がついてしまうと、
がっかりしてしまうかなと考えています。

「まあ、そんなもんだ、別にいいんじゃない?」という方も
いらっしゃるかもしれませんが、
自分が大好きなアニメキャラのクリアファイルを手に入れたとして、
すぐに痛んでしまうと残念だなあと考える方が多いと思いますので、
PPFACTORYでは、クリアファイルにはニスを引くことを標準としております。

なお、クリアファイルにニスを印刷するとき、
透明部分にも印刷してしまうと透明度が下がります。
だから、重要度の高い部分、つまり、白を印刷する部分にのみニスも印刷するのが
標準仕様になっております(ただ、非常に細い文字があり、
その文字が非常に重要な場合は、お客様のご選択により、全面にニスを印刷する場合もあります)。

なお、PPFACTORYのクリアファイルのお見積もりは、
ニス印刷が含まれたお見積もりになっております。

       まとめ:クリアファイルに「ニス」はなぜ必要か?

  ●印刷面を保護して、「品質維持」をするため

  ●削れたり、擦り傷をつきにくくするため

#クリアファイル

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