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RGBとCMYKの違いとは?
2011/08/14
RGB(ディスプレイ用)とCMYK(印刷用)は、色を表現する方法が異なります。Web やスマートフォンで見るなら RGB、チラシやパッケージなど印刷物を作成するなら CMYK で色設定する必要があります。デザインや印刷の現場でこの2つを混同すると、想定と異なる色に仕上がる原因になるため、違いと使い分けを正確に理解することが重要です。
RGB と CMYK の使い分け(結論)
RGB:Web、スマートフォン、デジタル写真、動画制作など、ディスプレイで見る色
CMYK:チラシ、ポスター、カタログ、パッケージなど、印刷物で見る色
RGBとは?(ディスプレイ用)
RGBはRed(赤)Green(緑)Blue(青)の頭文字を取ったもので、パソコンやスマートフォン、テレビなどのディスプレイで使われるカラーモードです。
RGBは光の三原色を使った「加法混色」という仕組みで、色を重ねれば重ねるほど明るくなり、最終的には白に近づきます。これはディスプレイが光を発して色を表現するためです。
用途例:WEBデザイン、デジタル写真、動画制作、Webバナー、SNS投稿画像
特徴:表現できる色の範囲が広く、鮮やかで明るい色の表現が得意。ただし印刷には向きません。
CMYKとは?(印刷用)
CMYKはCyan(シアン)Magenta(マゼンタ)Yellow(イエロー)Key Plate(黒)の頭文字を取ったもので、チラシやポスター、カタログ、パッケージなど印刷物で使われるカラーモードです。
CMYKはインクの三原色を使った「減法混色」という仕組みで、色を重ねるほど暗くなり、最終的には黒に近づきます。ただし、CMYだけでは完全な黒が出せないため、黒インク(K)が追加されています。
用途例:チラシ、ポスター、カタログ、書籍、パッケージ(クリアファイル、箱、ラベルなど)
特徴:紙にインクを重ねて色を表現するため、再現できる色の範囲が狭い。特に明るい色や鮮やかな青系の色が苦手。
RGB で作ったデータをそのまま印刷するとどうなる?
RGBで作成したデータをCMYKに変換せずそのまま印刷に出すと、色が大きく変わります。Webで見た鮮やかな色が、印刷物では くすんで見えたり、想定と異なる色合いに仕上がることがあります。
これはRGBの色域(表現できる色の範囲)がCMYKよりも広いため、RGB にしか表現できない色が多く存在するからです。逆にCMYKでしか表現できない色もあります。
データ作成時の注意点
デザインやデータ作成の際は、最終的な用途(Webか印刷か)に合わせて、適切なカラーモードを選ぶことが重要です。
・Web・スマートフォン向けなら:RGB で制作 → そのまま公開
・印刷物向けなら:CMYK で制作 → または RGB で制作後、CMYK に正確に変換して印刷に出す
特に印刷物の場合は、色校正(印刷前の色確認)を実施することで、仕上がりのズレを最小限に抑えることができます。

