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クリアファイルの印刷方法 インキのCMYKとシートのツヤ・マットで仕上がりが決まる
2023/04/19
クリアファイルの仕上がりは、大きく2つの要素で決まります。何のインキで刷るかと、どの面にどちら側から刷るかです。ここを知っておくと、仕上がりのイメージが発注前に固まります。
結論:クリアファイルの印刷方法
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| インキ | 基本はCMYK4色(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)。再現が難しい色は特色インキを追加します |
| 印刷の単位 | PPファクトリーはファイルの形ではなくシートの状態で印刷します(シートも自社製造) |
| シートの面 | ツヤ面とマット面の2種類があります |
| 刷る側 | ウラから刷る「ウラ刷り」とオモテから刷る「オモテ刷り」。面との組み合わせで4パターンになります |
インキはCMYKの4色を使います
クリアファイルの印刷は、次の4色を掛け合わせて色を表現しています。
| 記号 | インキ | 色 |
|---|---|---|
| C | Cyan(シアン) | 藍 |
| M | Magenta(マゼンタ) | 紫 |
| Y | Yellow(イエロー) | 黄 |
| K | Black(ブラック) | 黒 |
このうちシアン・マゼンタ・イエローは「色の三原色」と呼ばれます。黒が単独で用意されている理由は、他の色を混ぜてきれいな黒を再現することが非常に難しいためです。テレビの販売で「きれいな黒が再現できる」ことが売りになるのも、同じ事情によります。
パソコンの画面で見ている色(RGB)と、印刷で出る色(CMYK)は仕組みが違うため、そのままでは同じ色になりません。この違いは別記事で詳しく解説しています。
色を厳密に合わせたいときは特色インキを使います
CMYKの4色では再現しきれない色や、印刷での色ムラを抑えたい場合は、色を特別に調合した「特色インキ」を使います。コーポレートカラーやキャラクターの指定色など、ブレが許されない色に使う方法です。
ただし、CMYKに特色が加わって色数が増えるほど、印刷の難易度は上がります。PPファクトリーの印刷機は最大11色を一度に印刷できるため、特色を加えた指定にも対応できます。色のご指定がある場合は、事前にお申し付けください。
PPファクトリーはシートの状態から印刷します
クリアファイルを作るとき、すでにファイルの形になった状態で印刷する方法と、シートのまま印刷して後から加工する方法があり、会社によって異なります。
PPファクトリーはシートの状態から印刷を行います。さらに言えば、そのPPシート自体を社内で製造しています。
そしてPPファクトリーのPPの印刷面には、ツヤツヤなツヤ面と、マットみのあるマット面の2種類があります。

ウラ刷りとオモテ刷り、4パターンの仕上がり
印刷には、シートのウラから刷るウラ刷りと、オモテから刷るオモテ刷りがあります。ツヤ面・マット面との組み合わせで、仕上がりは次の4パターンに分かれます。
| 組み合わせ | 仕上がり | 特徴 |
|---|---|---|
| マット面にウラ刷り | ツヤ調 | 一般的なクリアファイルといえばこちらの仕様です |
| ツヤ面にウラ刷り | マット調 | ツヤ面が中面となるため、外側はマット面になります |
| マット面にオモテ刷り | マット調 | クリアファイルの中面がツヤツヤになります |
| ツヤ面にオモテ刷り | マット調 | キズ・カスレ防止のため最後にニス引きを行い、その結果マット調になります |
ウラ刷りは印刷層がPPとニスに挟まれるため、表面がこすれても絵柄が傷みにくいという利点があります。定番のA4クリアファイル(仕上220×310mm・PP半透明シート0.2mm厚)も、カラー4色+白+ニスのウラ刷りで製造しています。
ツヤ調にするかマット調にするかは、アイテムの仕様やご希望によってさまざまです。こういう仕上りにしたい、というご希望があれば、お問合せの際にお申し付けくださいませ。
画面の色と印刷の色が違う理由は、こちらで解説しています。
最後に引く「ニス」の役割については、こちらをご覧ください。
シートそのものをどう開発してきたかは、PPファクトリーのクリアファイル用印刷シート開発ストーリーでご紹介しています。
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