PP FACTORYでは、自社製のPPレンチキュラーシートを用いた「3Dクリアファイル」を製作しています。
通常、レンチキュラー素材にはPETレンズが使用されますが、PETでは硬すぎて、書類をしなやかに挟むことが難しいという問題がありました。
そこで私たちは、通常のクリアファイルと同じような柔軟性を保ちつつ、3D効果を実現できる、専用の「PP製レンチキュラーレンズ」を自社開発・生産しています。
💡 レンチキュラーは3D表現だけでなく、「チェンジング(絵柄が切り替わる)」にも応用可能です!
今回は「絵柄が飛び出して見える」3Dクリアファイルの製作フローをご紹介します。
① ご入稿 ~ データ変換
お客様からご入稿いただいたデータを、弊社で3D用に変換します。
3D専用の設計作業が発生するため、通常の印刷物よりも工程が多くなります。
② 本機校正の実施
データ変換後、本番と同じ条件で「本機校正」を行い、ご確認用のサンプルをお届けします。
印刷機・材料・インク・色数:すべて本番と同一
ご提出まで:約1週間ほど
⚠ ご注意ください
本機校正後の大幅な修正は、「再データ変換+再校正」が必要になります。
その場合は追加料金と納期の延長が発生しますので、あらかじめお客様にご案内をお願いしております。
③ 本番進行 ~ 出荷
本機校正にご承認いただけましたら、すぐに量産に入ります。
量産までに時間が空いてしまうと、温度や湿度の影響でレンチキュラーシートが微妙に伸縮し、レンズピッチがズレる可能性があります。
レンズピッチのズレは、3D感や鮮明さに大きく影響します。
そのため弊社では、校了後はできるだけ早期の量産開始をお願いしております。
● 出荷までの工程
3D状態での検査
↓
打ち抜き加工
↓
超音波溶着加工
↓
最終検品
↓
出荷
※検査工程が1つ増える点以外は、通常のクリアファイルと同様の流れです。
再版時にも、レンズピッチの再測定とデータ再設計を行います。
こちらの作業は無料サービスとして行っておりますので、お客様のご負担はございません。
ただし、再測定のために通常よりも納期が若干長くなる点をご了承ください。
3Dクリアファイルは、見本(本機校正)までの工程に手間と時間がかかりますが、量産に入ればスムーズに完成する商品です。
3D・レンチキュラーに関するお悩みやご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
| プライバシーポリシー | サイトマップ | Copyright (c) 使える、嬉しいノベルティなら PP FACTORY All rights reserved.