製作裏話
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特注での受注が多かったあの艶消しマット調クリアファイルがレギュラー商品としてデビューです。

マッと驚く!!その名も「艶消しA4クリアファイル マッティー」です。

①シックなイメージの商品やロゴデザインに最適

②高級感が断然アップします

③手あかや指紋が目立たずきれいが持続します

自社生産シートをマット印刷しやすい調整を施し、ご提供します。

もの凄くお勧めです!

PPFACTORY 大森です。

本日はクリアファイルの色校正についてお話させていただきます。
色校正には大きく3つ有ります。
①簡易校正(紙校正)
簡易校正は専用紙に出力したもので、主に再校正の際の念校(念の為に出しておく)為に使われます。
チョットした文字の変更やレイアウトの変更の際は安価で有効ですが色味確認や全体の校正として利用するには注意が必要です。
また、クリアファイル特有の透明の所と不透明な所の区別が出来ない点や枚数毎に料金が必要なのでその辺も加味して使用することをお勧め致します。
紙に出力と言っても通常のIJプリンターやレーザープリンターとは違いオフセット印刷の色表現に近い処理や疑似網点等の処理をされていることが多いので何もしないよりは安心出来ます。

②通常校正(本紙校正)
一般的な印刷の校正で一番多いのがこのパターンです。予定している本当の用紙(クリアファイルの場合は透明PP)にオフセット印刷して色味や不具合を確認致します。
色味以外ではゴースト現象(ベタ塗りに薄ら跡が残る現象)やモアレ(網点が干渉して規則的な模様が発生してしまう)等不具合を事前チェック出来ます。
透明と不透明のチェックも出来ます。
ただ、校正機という実際の印刷機の簡易版的な機械で印刷するので極微妙な色味やグラデーションの微妙な違いが発生することがあります。

③本機校正(実機校正)
本当の印刷機を使って色校正を印刷することを差します。会社によっては本番とは違う校正用の印刷機使う場合も本機校正(本当のオフセット印刷機)と呼ぶ場合もありますので当社では実機校正と呼んでおります。
紙・インキ・機械全てに渡って本番と同じ条件で印刷するので問題なければほぼ同じものが再現されます。
但し、印刷予備や印刷特有の設定などに要する時間が本番と変わらない為、コストもそれなりにかかってしまいます

実際製作するクリアファイルの部数とデザインの難易度によって、組み合わせることをお勧め致します。
ご相談にも乗らせていただきますのでお気軽にお問合わせください。

PPFACTORY 大森 です。

本日はオリジナルクリアファイルの長期在庫に関しての注意点をご案内いたします。

年間使用予測に基づき 1年間 もしくは半年分を一括で作成してコストを落とす方法がありますが注意しなければならない点がございます。

特にフルカラー印刷を施すオリジナルクリアファイルに起こりやすい現象ですが、表面に薄く油状の膜がはることがあります。

IMGP2414.JPGこれはブリード現象と言われ、樹脂の油分が表に浮かんでくる現象です。

拭き取れば特に問題は有りませんがあまりいい感じではないですよね。

温度管理していない夏場とても暑い場所で長期在庫をするとおこる確率が上がります。

色は濃い系等の物が目立ち、薄いもの、白い物は目立ちづらいです。

また、透明の面積が多いものは経時変化で黄変してしまうことがあります。

どちらも保管場所、環境によってもマチマチですが大小の差は有っても必ず発生します。

あまり長い期間の保管は避けることをお勧め致します。どうしても保管しなければならない場合は温度管理が出来る場所や涼しい直射日光が入らない場所をお勧め致します。

PPFACTORY 大森です。

みなさんA4クリアファイルの1ケースの入数ってご存知ですか?

一般的には当社も含め1ケース 500部入が相場です。

何で500部入?と思いませんか?

これは事務の方、特に クリアファイルを出し入れするであろう女子が持てるギリギリの重さから500部入になったそうです。

重さで言うと約13㎏前後です。

結構重いですが確かに当社女子社員も頻繁に運んでおります。

当社ではA4クリアファイルは500部入、A5クリアファイルは1000部入、A6クリアファイルは2000部入を基本としております。

最近重いものを持ち上げる前に緊張するようになった 大森がお伝えしました。

お土産クリアファイル

週末、子供の行事に参加するため秩父に行ってまいりました。

ありましたよ。クリアファイル。

あっちでもこっちでも。

ドライブインや博物館のお土産コーナー。

こういった所では定番のA4クリアファイルがほとんどで価格の数百円がポピュラーでした。

反対に映画館やコンサートのお土産用クリアファイルになると3Dクリアファイルやダブルポケットクリアファイル、特殊装飾が施されたクリアファイル等が中心で価格も千円代も少なくありません。

どちらにしても他のお土産品と比べてお求め安い価格で記念に残り、オリジナルの印刷が大きく施されているのが特徴です。

コレクション要素がどんどん高くなっているようです。

気づいたら知り合いの家族が購入しておりました。

クリアファイル 恐るべしと思った 大森でした。

お疲れ様です。

本日は持ち運ぶ道具としてクリアファイルを普通に使っていたと思うのですが、量が増えたり、資料としてだけでなく広告としても使えるクリアファイル付きPPバッグのお話をしたいと思います。

 

クリアファイル付きPPバッグは、意外と中に紙が入りまして、4~50枚は入れることが出来ます。なので、今までのクリアファイルですと飛び出してしまうような量の紙も安心して持ち運べます。ただ、普通の透明のクリアファイルですと中が完璧に透けて持ち運ぶのも躊躇してしまいます。

 

ですが、印刷つきのクリアファイルでしたら中が見えないようにして運ぶ事が出来ます。さらに、弊社ですとマジッククリアファイルにする事でインキを印刷する回数を増やす事で更にインキを濃くする事が出来ます。

濃くしたクリアファイルはなかなか中が透けないので、色んな資料を運んでいても見つからずに持ち出せます!

 

また、印刷を濃くする事は、印刷物のインキの平坦化や、色を綺麗に表現する事に繋がりますので、品質向上にも繋がります。

弊社でしたら11色機を持っておりまして、色に9色を割くことが出来るので、十分なインクの使用をした印刷物は非常に綺麗に出す事が出来ております。

※決して色を沢山使う事が綺麗な条件ではないのでそのあたりはうまくご理解していただけると幸いです。

 

サンプル製作で色のばらつきを改めて認識した きじま がお送りしました。

おはようございます。

 

本日は取っ手付きクリアファイルや、3Dブックマーカーの型等についてお話したいと思っております。

通常でしたら皆様に出すお見積りは、弊社有型を利用した絵柄デザインだけを考えればよいものになっております。

 

ですが、こだわりのあるお客様ですと、指掛けはこの直径で、溶着部分を少しあげて・・などと様々なご要望を頂きます。

その際には弊社ではご相談を受けるだけではなく、その目的であればこうした方が安いとか、抜けていてもOKだとは思っているところでも、有った方が見栄えがいいなど、入稿前でしたら様々なご提案をさせていただいております。

 

最近ですと、PPまな板や、10ポケットファイル等通常のクリアファイルから抜けてどんな形があってもおかしくないものも取り扱っております。

ですので、暖簾のように狭い範囲に沢山の抜き刃が当たる場合などは機械的に無理というお話もした事がございます。

 

弊社ですとSP会社様に頼無のに比べると、デザインなどのお手伝いは出来ないのですが、機械から見てどうした方が製品として成功し易いなど製造側から見たいろいろなアドバイスを得意とさせていただいております。

 

以上、きじまがお送りしました。

お疲れ様です。

 

今日は、皆様にお渡ししているサンプルのお話をしたいと思います。

弊社では、サンプルのクリアファイルは、特別贅沢設計にて、自社で作っております。

具体的には、基本的に実例に近いものと遊びを凝らしたものを2パターンつくったり2つをかねたものを作ったりします。

ですので、皆様の手元にあるサンプルはそういった意味で出来のいいものをお届けしている場合が多いです。

 

もう少し細かく申しますと、

デザインが優れた・・という意味ではなくて、弊社の機械を最大限に生かした絵柄でサンプルをつくることが多いです。

ですので、印刷技術が見たいといったときのサンプルと、様々なバージョンのサンプルだとかなり違ったものが出てくる場合があります。

ここは、対応した人によって感性が違いますのでこれをもらえる人はラッキーというのはないのですが。

 

私としてのお勧めは毎月一度出される新商品です。やはり新しいためか色んな技術を凝らしたクリアファイルが出来ております。

今ですと、小さかったり絵柄が変わったりするギミックなどなど。

 

ですので、興味があったらサンプル請求をしていただければ・・!と思っております。

 

よろしくお願いいたします。 きじま

お世話になっております。

 

本日はクリアファイルを頼まれるお客様の商品のどのような点に注目して作業しているかを書きたいと思います。

クリアファイルを作るときは、4色のインクで表現するため、まず4色で表せるかどうかをチェックします。クリアファイルも紙と同じでインクの乗り具合などのより色が濃くなってしまう可能性が高いところや、表現が難しい色合いなどがあるため、そのあたりのチェックをします。

 

弊社のクリアファイルが、色の変化の多い商品であっても安定した色になるのはこの作業を怠らないからです!

 

次に、データから印刷をする前にデータからのずれがないかをチェックします。お客様のデータが弊社のソフトと相性が悪かったり、見えないようなずれがあることがあるのでその辺りを拡大したり、印刷現場と同じ環境で読み込んで確認をしております。

 

印刷前のチェックというのは少し簡単に書いたことがありますが、印刷業界でも経験豊富な人でなければ出来ないチェックなども行っております。

 

そんな、経験と技術が折り重なって出来ているのが弊社の製品なのです(感動!!)。。

 

きじま

お世話になっております、木嶋です。

 

クリアファイルを注文するときに気にされる「納期」でございますが、皆様から何日掛かる?ときかれれば日にちをお答えいたしています。本日は視点をちょっと変えて、弊社内ではどのような計算をしているかのお話です。 

 

弊社ですと、クリアファイルの素材となる原反の状態を確認し数が足りているかどうか?移動が必要かどうか?などをまず数えます。

それが終わるとクリアファイルへの印刷っ準備の刷版が始まり、印刷となります。

このあたりの処理枚数は秘密となります。

その後も、抜きは一時間に何枚出来て、この原反の場合、ゆっくりやらないと詰まるから・・・などと考えて進んでいきます。

その後、貼りも抜きと同じように計算して、製品が出来上がります。

 

製品が出来上がったあとは、OPP袋入れなどを協力会社様と一緒に考える形になります。

弊社ですとよくある一部OPP袋入れなどは協力会社様の忙しさなどを把握しつつ、納期を早めるには?とアンビバレンツなことを考えたりいたします。

 

初回につきましては、必ず確認してお答えしますので、手堅い納期が出てまいりますが、お客様と仲がよくなってくると ニーズ と リスクについてお互いの感覚が近くなってくるので、なんとなくこのくらいだよね、というのが出来上がってまいります。そういう関係まで行くと、バランスがよいというか、納期も早くなってくる傾向があります。

 

仕事も人付き合いと同じなんだなあ、と感じる部分です。

人と同じように、会社と言う組織も、お客様がどうなんだろう?と思った事を素早くこなせるよう様々な仕組みが働いているのです。

 

まだまだ、確認してお伝えしている きじま がおおくりしました。

お疲れ様です。

本日は、クリアファイル・クリアファイルの生活から離れて、なぜ弊社の略称がPPFACTORYになったかをお話したいと思います。

弊社はクリアファイルを中心に作っておりますが、実は幅広くクリアファイルだけでなくPP素材を使った商品を使った商品を扱っております。

とはいえ、作ったものをただあげていくと 別のお話になってしまいますので、省略はいたします。

 

弊社で出来るPPと工場直営店ということでFACTORYとさせていただいております。

PP素材への扱いと、印刷技術はかなり高いため、業界では社名を知っている方も多い会社なんですよーっとご説明したい事も有りますが、

お客様からすれば、知名度などは2~3番目に大切な事で、「商品をしっかりと納める」という一番大切なことを同じ目線で見ていただくためには、社名など関係なくPPFACTORYとして対応させていくのがよいかなと思っております。

 

簡単なお話ではありますが、お客様と同じ目線でお話が出来たら楽しいなーと思っている きじま がおおくりしました。

お疲れ様です。

 

取っ手付きクリアファイルにマジッククリアファイルを入れて販売してみたらどうか?と思っている きじま です。

こうする事で、クリアファイル自体の価値が2倍になり、クリアファイルの中からクリアファイルの絵柄が見えるため、3層のコラボレーションが出来ます。

 

例えば

 

ボールペンを宣伝したいとしたら、PPバッグにボールペン以外の文房具のみを描き、マジッククリアファイルの表面にボールペンのみを書き、クリアファイルの後ろの面に机の模様を描いておきます。

 

こうすると、移動中は、文房具全体の絵柄になり使用中は、ボールペンのみクローズアップされ、使っていないときは机の上におかれたボールペンがあるため、使われていないという状態を描く事が出来ます。

 

移動中→たくさんいる

使用中→1つのみ

片付中→机の上におかれてる

 

と、クリアファイルの絵と、実際のクリアファイルの状態があっています。

 

同じように、赤レンジャーをクローズアップしたいときには

PPバッグに「~~レンジャー参上!」と書いておき、マジッククリアファイルの裏面に赤レンジャー以外の全メンバーを入れておき、

マジッククリアファイルの表に、赤レンジャーと地面を書くと意外と使っていて悪い気がしないデザインの絵柄が出来上がります。

 

アイドルグループなどでも使える案かなーっと思っております。

デザイン製作中に思った事を書いてみた きじま がお送りしました。

本日はポケット付きクリアファイルについてお話したいと思います。

ポケットというのは内側に紙を入れる部分を分けられるポケットというものと外側にタイトルシールのように何のファイルかを表示するためのポケットが付いているものがあります。

弊社では、

ポケット付きクリアファイルと表示する場合は、「外側」に入れる部分が取り付けられているもの

2ポケットクリアファイルというと内側に仕切りが付いていて「内側」に入れる部分が取り付けられているものと分けられております。

 

たとえば外側に名刺入れを作る場合には、ポケットを取り付ける部分を確認しつつ溶着していく形になります。

内側の場合は、形を抜く時に工夫してクリアファイルを溶着する才に一緒に溶着してしまいます。

 

ポケットのあるクリアファイルといっても数種類ありまして、どんな形になろうともお問い合わせいただければと思っております。

 

ポケット付きクリアファイルのポケットの部分に「給料袋」と印刷して、クリアファイルを出すごとにちょっとした楽しみを覚える商品が出たら面白いなと思っている きじま がお送りしました。

こんにちは。

クリアファイル大好き人間PPFACTORY桜木です。          

 

今日は再生PETを使ったクリアファイル、再生PPを使ったクリアファイルと

エコマークについての小話です。

 

弊社はPPFACTORYという名のとおり、PPのクリアファイルが得意なのですが

(というのも、自社でPPシートを生産しているからです)

そのPPは再生率70%でも製造できることから、

工程がエコマークを取得していたりします。

(ちなみにPPバッグの工程もエコマークを取得しています)

 

*商品ではなく工程で取得するのがエコマーク、というのがポイントです。

 

そのつながりからなのか、再生PETでのクリアファイルのご依頼が結構ございます。

再生PETでクリアファイルをつくる場合、印刷適性&加工適性のある再生PETは供給が限られておりまして、

私は三菱樹脂さんのディアクレールエコというPETを愛用しております。

ディアクレルエコは回収PETボトルを利用した再生100パーセントPETを中芯として、

両側にプレーンのPETGをラミネートした3層構造で

オフセット印刷も折・溶着加工もOKで、かつ再生率は80パーセントでの商品です。

ただいかんせん需要がそんなにないものですから、生産は受注生産が中心でございまして、

在庫確認必要な商品ではあります。

(注文後1週間ぐらいで見本用、さらに1週間で本番用が、在庫があれば大阪から参ります。)

またディアクレールエコは、PETボトルを回収して製造しておられるのですが、

回収材は品質が均一ではないためフィッシュアイや色目ブレ、異物、厚み精度ブレが時折発生します。

この点はご愛嬌ということのようです。

(弊社の再生PPはフィッシュアイや色目ブレ、異物、厚み精度ブレ 刃はははhahahaははははhahaはNGとしておりますので、

まあ、それだけ再生PETの製造は難しいんですね~。)

 

このディアクレールエコを使った再生PETクリアファイルは、エコマークは使えないのですが、

数年前までは、「PETボトルリサイクル推奨マーク」というのを使えました。

と言うわけで、公にも認められた再生PETでございます。

最近は登録を継続されていないとのことで使えなくなっているのですが、

現在も品質的は変えていないので、このマークの基準を満たしておる商品です。

 

ですので、再生PETでクリアファイルをつくりたいときには、ディアクレールエコをご検討いただければ、と存じます。

また、再生PPでのクリアファイルでしたら、弊社の再生PPをご指名いただけると、大変ありがたいです。

 

以上再生材料でもクリアファイルをつくれる桜木がお伝えしました。

 

20110921PPFACTORY桜木

 

 

 

 

 

こんにちは。

クリアファイル大好き人間PPFACTORY桜木です。         

 

今日は取っ手付きクリアファイルの「専用シート」のお話です。

 

取っ手付きクリアファイルというのは、弊社のA4クリアファイル付きPPバッグの別名です。

ようはとってのあるPP袋にクリアファイルがついていて、袋としての用途が終わったら

切り離してクリアファイルとして使えます!と言う商品です。

↓ご説明はコチラ

http://www.ppfactory.jp/novelty/2011-02-06-12-07.html 

 

さて、専用シートのお話です。

取っ手付きクリアファイルは、555×700ミリ、厚さ0.2ミリの専用シートに2面つけてつくるのですが、

実はこのシートはA6クリアファイルを8面つけて生産するシートと同じです。

 

わたしが初めてA6クリアファイルを作ろうとしたとき、通常のA4クリアファイルをつくる650×920のシートを

半分に切って設計していたのですが、A6クリアファイルは実際はA6よりちょいと大きく設計した関係で、

半分に切ったシートでは8面入らないことに土壇場で気がつき、

「ど~しよう・・・!」と困ったんですね。

そのときに、内田さんという先輩から

「取っ手付きクリアファイル用のシート(555×700)ならA6クリアファイルを、

8面つけてもそんなに無駄なく入るぞ~!よかったな~!」

と助けてもらったんデスヨ。

 

そんなちょっと嬉しかった思い出のある専用シートでした

というお話でした。

内田さんに助けてもらったことを、感謝の意味も込め、どこかで公にしときたかったので、

書いてみたのですが、

日々ほんとうにいろいろな人に助けられながら仕事しているなあと、

改めて思います。

感謝感謝です!!

 

20110915PPFACTORY桜木

お疲れ様です。

クリアファイルの情報を整理している真っ最中でございます。

このサイトが出来たときにはクリアファイルの情報を出来る限り多く乗せる事で理解してもらう事が大切だと思っておりましたが、今の市場や、お客様の意向を見ますとただ情報を渡すだけではなくどう理解していただく可などを十分に理解する必要があると感じております。

 

今日はまだ3Dクリアファイルのページしか更新できていませんが・・・。

毎日がんばって全ページをいい状態を保てるよう更新していきたいと思っております。

 

このサイトでもやはりクリアファイル系のページの回覧数が多いためそのあたりを優先して更新していきたいと思っております。

 

でも一番なのはこのページの商品についてもっと教えて!とお話いただけることがお互いに理解を深めるいい機会になると思っていますので一方的にお伝えするのではなく疎通できる状態でじょうほうとどけれたらなーっと思いました。

 

作業中の きじま がお送りしました。

こんにちは。

クリアファイル大好き人間PPFACTORY桜木です。       

 

今日は取っ手付きクリアファイルについてのお話です。

取っ手付きクリアファイルというのは、A4のクリアファイルがついたPP製の袋で、

袋として使った後、切り離してクリアファイルとして使えるという2WAYアイディアバッグです。

映像では中島さんがつたない感じで(笑)実演しています。

↓YOUTUBEでどうぞ!

http://www.youtube.com/watch?v=2Ns6dlp9c-A&feature=player_embedded 

この商品はバッグ型クリアファイルとか、手提げクリアファイルとか呼ばれますが、

当PPFACTORYでは「PPバッグ」と言います。

PPバッグの特長は、サイド貼りが溶着ではなくて、メルトにしてある点で、

これにより大量生産時のコストダウンと、納期短縮ができるため

実用新案登録されております。

印刷はオフセットのフルカラーで対応しており、

エコマーク付きの仕様も可能です。

また他社さんではない仕様として、

マジッククリアファイル(↓YOUTUBEでどうぞ)でも対応できますので、

http://www.youtube.com/watch?v=RncK6g8b3TM&feature=player_embedded 

「珍しい」商品としての競争力は抜群です。

ご提案にどうぞご活用ください。

 

20110830PPFACTORY桜木

こんにちは。いつもお世話になっております。

クリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。  

 

今回は取引事例①A4クリアファイルをご案内します。

基本的には、

①お電話、メールでお見積りのご依頼

②お見積りのご提出、スケジュール案のお知らせ、お支払い条件のご連絡

③必要に応じてご訪問し、ご説明

④ご発注書の承り、テンプレ(版下)のご提供

⑤ご入稿→校正出→(再校・・・)→校了

⑥量産開始

⑦ご納品 となります。

 

次に具体的な事例でご紹介します。

 

・品名:某有名アイドルA4クリアファイル

・部数:16種各62500部(計100万部)

・色数:4+白

・素材:ツヤPP0.2㎜

・アッセンブリー:50部帯梱包、500部でダンボールいれ

・発送:九州某所

 

まずはお見積りのご依頼なのですが、上記の・の情報をいただきますとお見積りが当日ないし、翌営業日にご提出となります。

(ただしアッセンブリーが複雑になりますと、お見積りの時間がかかります)

 

お見積りは、

・量産費

・アッセンブリー代金

・校正1回あたりの料金

・納入運賃

(ご希望ある場合は想定納期)

でご提出いたします。

納入先未定の場合は「納入運賃別途」となります。

 

今回の案件の場合、まずポイントは16種というところで、

この場合は実機校正のほうがお得ですので、実機校正1回あたりのお見積りをご提出しました。

なぜかと言うと、実機校正は4種まで料金が同じですので、割安になるからです。

通常ですと本紙校正(本番につかうPPシートに、校正機で印刷をしたもの)になります。

なお、入稿データはイラストレーターCS5でいただいており、

画像解像度は350dpiぐらいが希望です(解像度が低いと、印刷が荒くなるため)。

 

校正は完全データ入稿日の翌翌々日にご提出になります(もっと縮まる場合もあります)。

量産100万部はおよそ1ヶ月といったところでしょうか。

 

紆余曲折があり、受注となったわけですが、

受注になるまでには、都内であればご訪問をし、弊社のご紹介、商品のご紹介、担当者のご紹介をいたします。

また、受注時にクリアファイルの版下をご提供します。

デザインはこの版下にはめ込んでいただくことになります。

 

芸能人のビジュアルですと、通常校正は2回ぐらいなのですが、

今回は納期がないため、1回勝負となりました。

そこで、標準濃度、やや薄め、やや濃い目の3種の校正を出し、

そこからイメージが一番ちかいものを選んでいただき、元データのデータ補正を行って対応することにしました。

その他の微妙な調整は、本番の印刷に立会いいただいて実施しました。

 

実機校正の良いところは、このように標準濃度、やや薄め、やや濃い目といったアレンジができる点で

本紙校正ですと標準濃度だけとなります。

 

この案件の場合は、標準濃度で1発OKがでましたので、

そのまま本番になりました。

 

芸能人ですので立会いの方が遠方よりお越しになり色の調整

「見本よりもよくなったね!」とお褒めの言葉をいただき、大変嬉しかったのを覚えています。

 

印刷はシートで26万シートほどになりますので、5日にわたって印刷を行い

その間毎日弊社にお客様がお越しくださって立会いをしてくださったので、

このお仕事にかけるお客様の熱意を強く感じました。

 

印刷立会いが終わりますとお客様からはご納入先・荷主様の情報をいただきます。 

後は納品を待つだけです。

この案件では物量が多く(28トン~30トン)でしたので、

トラックをチャーターしてのご納品となりました。

量がそうでもないときは、宅急便でお送りする場合も多いです。

 

20110901 PPFACTORY桜木

こんにちは。

クリアファイル大好き人間PPFACTORY桜木です。      

今日もクリアファイルにまつわる小話をおひとつ。。 

 

本日は、クリアファイルのさまざまな呼び方についてのお話です。

 

クリアファイルは実はさまざまな呼ばれ方がありまして、業界ごとに呼び方が違うようです。

まず、アスクルなんかですと「クリアファイル」と呼んでいるので、これが一般的な呼び方のようですが、

大森によれば、ファイル業界、文具業界の方は「クリアフォルダ」と呼んでおられるそうです。

また、「クリアホルダー」という風に呼ばれる方もいらっしゃるのですが、

木嶋によればクリアホルダーっていうのは、本来はチャックの付いているクリアの袋のことデスヨとのこと。

これは、クリアポケットファイルのことを、元祖のテージーさんがクリアポケットホルダーと呼んでいるので

ここら辺とごちゃごちゃになっているのかもしれないなあ、と思ったりします。

 

クリアファイルっていうよりも、クリアフォルダーって言うほうが業界人っぽい?

そんな感じかもしれませんね。

 

20110817PPFACTORY桜木

 

 

こんにちは。

クリアファイル大好き人間PPFACTORY桜木です。      

今日もクリアファイルにまつわる小話をおひとつ。。

 

本日はちょっと前になりましたが、販促EXPOの振り返りです。

今回の販促EVPOでは、「変化」をテーマに、マジッククリアファイル=色が変わる、3Dクリアファイル=絵柄が変わる、

マトリョーシカ缶=大きさがが変わるの3本立てで出展いたしました。

おかげさまで多数のご来場をいただき、配布サンプルも品切れとなりました。

ご来場まことにありがとうございました。

(マトリョーシカ缶?なにそれ?という方はYOUTUBEでどうぞ↓)

http://www.youtube.com/watch?v=TdzL0l9YbvQ  

*マトリョーシカ缶については、現在別の企画を立てておりますので、またご報告いたします。

 

3Dクリアファイルの人気は相変わらずな感じで、

中島さんがアップアップになる3日間でしたが、

今回もたくさんのお客様にご来場いただき、ありがたい限りです。

 

販促EXPO全体としては、春のPIショーが地震の影響でいまいち盛り上がりに欠けたこともあり

販促EXPOにたくさん集まったのかな?と感じました。

 

PPファクトリーの次回の展示会出展は、秋のPIショーになります。

皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

 

20110816PPFACTORY 桜木

こんにちは。

クリアファイル大好き人間PPFACTORY桜木です。      

今日もクリアファイルにまつわる小話をおひとつ。。 

 

最近よくエコマーク付きクリアファイルについてご質問をいただきます。

なので今日は、

再生率70%以上のPPをつかった再生クリアファイルは、最近は結構どこのクリアファイル屋さんでも

扱っておられますが、

再生率70%以上のPPを使う=クリアファイルにエコマークがつけられるではありませよ~!というお話です。

 

エコマーク付きクリアファイルは、エコマーク認定を受けた工程、商品でないと

つくれません!

 

言い換えると、エコマーク付クリアファイルを製造するには、

材料の製造からクリアファイルの印刷、クリアファイル加工まで一貫して、

工程としてエコマーク協会から認定を受けている必要があります。

 

認定は商品1工程ごとに取得できます。

(弊社の場合はクリアファイル工程とPPバッグ工程がシート製造→印刷→加工の工程で取得しています)、

 

当然、取得していない工程ではエコマークが使えません。

 

例えば、シート製造工程がエコマークの認定を受けていても、

クリアファイルの印刷、加工工程がエコマークの認定を受けていない工場では、

エコマーク付きクリアファイルを製造してしまうと、エコマーク協会の権利を侵害することになります。

 

20110816PPFACTORY桜木

こんにちは。

クリアファイル大好き人間PPFACTORY桜木です。     

 

お客様からよく、御社のPPバッグと、他社さんの似たような商品とどこが違うの?

というご質問をいただきます。

なので、今日はA4クリアファイル付きPPバッグの、他社さんの商品に比べて良いところをお知らせします。

商品ご紹介↓

http://www.ppfactory.jp/novelty/2011-02-06-12-07.html 

 

違いを一言で言うと設計方針の違いなのですが、

弊社のA4クリアファイル付PPバッグは、大量ロットを早く、キレイにつくることを目標としています。

そのために、

①シートは自社製でコストをなるべく下げつつ高品質、

②印刷機は最新鋭の機械を使って品質と量産スピードを上げ

③加工は溶着とメルト貼りを併用してコストダウンとスピードUP

をしています(溶着とメルト貼りを併用する点は、弊社が実用新案を取得しています)。

 

実際、量が多い案件のときに、他社さんより「高い!」といわれた事はありません!

(*商品が「予算に合わない!」といわれる事はございますが・・・。)

 

また、エコマークを取得している商品なので、エコマーク付きで作成することも出来ますし、

印刷機は11色印刷機を用いますので、マジック方式にも対応しています

マジック方式とは↓

http://www.ppfactory.jp/novelty/2011-02-05-11-09.html 

 

以上、自信を持ってオススメしておりますので

ぜひご愛顧のほど、宜しくお願いいたします。

 

20110812PPFACTORY桜木 

こんにちは。

クリアファイル大好き人間PPFACTORY桜木です。   

 

今日は再生PETを使ったクリアファイルのお話です。

弊社は再生率70パーセントのエコマーク付フルカラークリアファイルを業界で初めて製造した会社なのですが(エヘンッ!)、

再生率ほぼ80パーセントの再生PETフルカラークリアファイルも製造できます。

ただしクリアファイル用印刷シートは、再生PPクリアファイルと違って外部購入になります。

この再生PETのクリアファイル用印刷シートというのが、スゴイ。

なんと、0.2㎜の厚みのシートが、3層で分かれています。

真ん中は再生率100パーセントのPETになっておりまして、

それをバージンPETで両面ラミネートして製造しておるそうな。

だから、再生率が大体80パーセントぐらいかなあ、というお話になります。

よく考えましたよね。

確かに再生PETそのままだとインキがうまく発色しないので、

バージンPETの上に印刷したいなあと考えるのですが、

ラミネートすればイイジャン!という発想がスバラシイ!

 

ただまあちょっと問題なのが再生PPと違って再生PETはノークレーム品なので

印刷のノリが悪かったり、フィッシュアイ(ダマ)が出現したりがありうるということと、

シート製造に手間が込んでいますので、お値段が通常のクリアファイルよりお高くなります。

 

でもニーズはございまして、定期案件になっております。

再生PETのクリアファイルでお困りのときも、

ぜひPPFACTORYにお問合わせください。

 

20110810PPFACTORY 桜木

 

こんにちは。

クリアファイル大好き人間PPFACTORY桜木です。  

 

弊社ではA6のクリアファイルを自動機でつくれるのですが、

「でもこんなに小さいクリアファイル、何に使うのですか?」

というご質問が、意外に多いです。

 

なので、解説なのですが簡単にまとめますと、

①使い道:一番多いのは、レシートとか、メモを入れる用途です

②どんな場面で:大量枚数で予算がない案件ででます。

 クリアファイルなのに、ベタ付けアイテムとしてもイケます

③商品としての強み:A4クリアファイルだと、バッグに入れるにはかさばりますが

A6クリアファイルなら女性が持つような小さなバッグに入りますので、便利便利。

です。

A6クリアファイルはA5クリアファイルと同様、自動機でつくれるところが少ないので、

大量部数は遠慮する業者さんが多いみたいですが、

当PPFACTORYでは大歓迎ですので、

ぜひお問合わせください。

 

PPFACTORY 桜木

 

 

クリアファイル大好き人間PPFACTORY桜木です。 

 

今週1週間クリアファイル修行中の木嶋さんがお休みなので、

桜木がブログを担当いたします。

今週もクリアファイルを始めとしたPP(ポリプロピレン)アイテムの情報をご提供してまいります。

よろしくお願いいたします。

 

さて、本日は最近作った珍しいもののご紹介です。

それは、PPまな板です。

仕上りは185×240ミリ

厚めの両面梨地PPに、オフセットで印刷して打ち抜き加工をしたものです。

なお、まな板なので抗菌PPを使いました。

 

女性誌の付録ですので、

まな板だけあって、女性向けのアイテムです。

まな板としてはなんちゃんって商材な感じもつよいのですが、

ノベルティですので、いいのでしょうね。

ただ、刃物を使ったり、食品関連ですので、

取り説にはしっかりご注意事項を述べた上で出荷としました。

 

このPPまな板、実は古くからある商材で、

伊藤家の食卓、というテレビの視聴者プレゼントとして使われたのが最初のようです。

もう何年も前の商品ですが

業界ではなんとなく定番アイテムとして、

たまに引き合いのあるノベルティです。

 

PPFACTORYではクリアファイルだけでなく、

こういったPPを使った別のノベルティもオリジナルで製造できますので

つくりたいもののサンプルなどございましたら、

お気軽にお問合わせください。

 

20110808PPFACTORY桜木

 

こんにちは。いつもお世話になっております。

クリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。  

 

今回は取引事例②A4クリアファイル付PPバッグをご案内します。

基本的には、

①お電話、メールでお見積りのご依頼

②お見積りのご提出、スケジュール案のお知らせ、お支払い条件のご連絡

③必要に応じてご訪問し、ご説明

④ご発注書の承り、テンプレ(版下)のご提供

⑤ご入稿→校正出→(再校・・・)→校了

⑥量産開始

⑦ご納品 となります。

  

PPバッグは事前にサンプルのご要望なども多いので、お届け/お送りしております。

具体的な流れはA4クリアファイルとまったく同じで、違うのは版下だけです。

 

次に具体的な事例でご紹介します。

 

・品名:某有名アイドルA4クリアファイル付PPバッグ

・部数:1種5万部

・色数:4+白

・素材:ツヤPP0.2㎜

・アッセンブリー:1部ずつOPP入、300部でダンボールいれ

・発送:都内某所

 

まずはお見積りのご依頼なのですが、上記の・の情報をいただきますとお見積りが当日ないし、翌営業日にご提出となります。

(アッセンブリーがOPPいれぐらいですと、単価表がありますのでお見積りのスピードも速いです) 

 

お見積りは、

・量産費

・アッセンブリー代金

・校正1回あたりの料金

・納入運賃

(ご希望ある場合は想定納期)

でご提出いたします。

納入先未定の場合は「納入運賃別途」となります。

 

今回の案件の場合、ポイントは「既にある他社さんでつくったクリアファイルにぴったり色を合わせる」というところで、

お預かりした見本のクリアファイルの印刷は網点がつぶれ気味でにごった感じのベタ、それもピンクの4色表現でした。

弊社の印刷機は網点がシャープで、透明感のある明るい感じのベタになるため、

データをあらかじめ太らせて、にごった感じを出す必要がありました。

そこで、事前に網点パーセントを複数設定したピンクのベタを出力し、

それにあわせて校正を出すと言うやり方をしました(本紙校正)。

校正の場合、初校は感で色見本に向かったデータ修正を行うため、

色はしっかりと合わない場合が多いです。

今回もやはり1回目は色味が異なっており、

再校となりました。

再校はデータ修正がピタリとはまり、校了となりました。

 

なお、入稿データはイラストレーターCS5でいただいており、

画像解像度は350dpiぐらいが希望です(解像度が低いと、印刷が荒くなるため)。

 

校正は完全データ入稿日の翌翌々日にご提出になります(もっと縮まる場合もあります)。

 

芸能人のビジュアルですと、通常校正は2回ぐらいなのですが、

今回は1回勝負を希望されていたので、残念な結果となりましたが、

いよいよ本番です。

 

立会いでは校正で気をつけていた甲斐もあって、すぐに色がしっかりと出たため、

「GOODです!」とお褒めの言葉をいただき、大変嬉しかったのを覚えています。

 

印刷立会いが終わりますとお客様からはご納入先・荷主様の情報をいただきます。 

後は納品を待つだけです。

5万部ですと2週間程度。1部OPP入れも含めますと3週間といったところになります。

重さは2トン強となりますので、

トラックをチャーターしてのご納品となりました。

量がそうでもないときは、宅急便でお送りする場合も多いです。 

 

仕事を納めた後

「来年も受注できたら、クリアファイルもあわせて御社に頼むよ。」と言っていただけたのが

大変嬉しかったです。

 

20110901PPFACTORY桜木

クリアファイル大好き人間PPFACTORY桜木です。

 

さて今日は、クリアファイルの「背ズレ」対策のお話です。

クリアファイルが、表1に絵柄、表4が全面白ベタの場合、

表4側の白が、表1側に回りこむと、ちょっとイヤだな~という場合、

表1側の絵柄を、背より0.3ミリ程度表4側に伸ばすことで、

か、な、り 防止できます。

クリアファイルを折るとき、

背のズレは中心線から、通常左右に0.5ミリの許容で生じます。

これを「超」気をつけてやると、

左右に0.3ミリ程度に抑えることができます。

なので、

最初から表1側を0.3ミリ程度のばす事で、

表1側への表4側からの回り込みがなくなるわけです。

 

た・だ・し、

表4側への表1側のはみ出しは、この場合最大0.6ミリ程度、

ある確率で、発生いたします。

ただ、ちなみに、0.3㎜は折り部分のスジの幅と等しい のでので、 

見える部分は0.3ミリ程度というところ、

相当神経質でないと、気にならないぐらいに収まります。

 

20110709PPFACTORY桜木

お疲れ様です。

今週の残りはクリアファイルの素材ポリプロエチレンで知ったことを少しずつかいていきたいと思います。

クリアファイルのこととは離れますがwikiなどを見てこれはためになる!と思ったことだけかいつまんで書きたいと思いますので、詳しく知りたい場合はそのままwikipediaを見ていただければと思います。

 

一通り見て製造会社として気になったのは、ポリプロエチレンの通常保存重量です。

クリアファイルも可燃物ですのでただ保存する場合は、重量制限がかかるのです。

 

大体いくつぐらいのクリアファイルなら自由に保持できるか想像が付きますか?

 

個数と重量は最後に書かせてもらうとして、このような制限があるため通常の倉庫などではその個数以上は保存できないので注意してくださいね。

・・弊社でしたらそんな在庫になるような買い方にもなってしまわないようアドバイスもいたしますのでそういったご相談もお気軽にどうぞ!

 

ということで正解の個数は12万部、3000kgまでと成っております。

皆様も買う際には十分な防火設備を持った倉庫をご用意できるよう準備くださいませ。

 

意外と、少ない数でも消防法に引っかかってしまうのだとしった きじま がお送りしました。

おはようございます。

皆様はクリアファイルを保存するときどのようにしておりますか?

使うクリアファイルしかもたれていない方は本立てにかかっていて、工場関係の方は冷暗所に保存してるよと言われると思うのですが、クリアファイル専用のケースなどで保存される方もいるのかな考えてしまうのです。

ということでコレクションしていたり、珍しい物好きで集められている方はどのように集めているのかなと思い、本記事を使って何か情報を集められたら今後の役に立つかと思い書かせていただくことにしました!

 

私は、クリアファイルではないのですが、飲料水についているストラップを集めるのが意外と好きで、某炭酸飲料を箱買いしたりして集めていたこともありました。

そのときには、押入れの奥に風通しよくして傷にならないように置いており、現在も続いているのですが、クリアファイルというものをどのように見てどのように扱っているのか知りたくなっております。

 

よろしければお見積もりついでに皆様の実体験をお寄せくださいませ。

この件については きじま が対応させていただきます!

 

追記 

私が商品に関係ないことばかり書いているうちに、クリアファイルが大好き桜木より有効な情報がくる場合もありますので注目していただけると幸いです。

クリアファイル大好き人間PPFACTORY桜木です。

 

さて、5月19日にクリアファイルに「刻印」をする、というやり方の

ナンバリングのお話を書きました。

http://www.ppfactory.jp/story/2011-05-19-23-20.html 

で、その結果報告です。

 

刻印は、ナンバリングの出来る箔押機の、箔がない状態でクリアファイルに空押しをする

というやり方でチャレンジをしましたが・・・、

 

結果はNG。表1側に刻印をしますと、刻印の跡が表4側まで出てしまいました。

そこで、

表1と表4の間に緩衝物を入れて、再チャレンジしたのですが、

やはりうっすらと表4側にも刻印の跡が出てしまいました。

 

これではクリアファイルとしては微妙であります。

さ・ら・に、

1枚ずつ緩衝材をはさんでは、空押、1枚終わっては緩衝材をはずし・・・、

としていきますと、非常に時間と手間がかかり、作業賃も納期もタイヘンな感じになりそうです。

ちょっとこのやりかたは、ダメかな?という結果に終わりました。

 

20110702PPFACTORY桜木

お疲れ様です。

本日は、クリアファイルをお取り扱いしているお客様を探してさまざまなWEBページを見さていただきました。

クリアファイルを売るためにさまざまな工夫をされている企業様があり、

クリアファイルを動画で上げ、色の変化を出したり・・・と、これでは弊社の案内になってしまいます(笑)

 

取り直しまして、画像でクリアファイルの仕組みを表示して簡単に理解できるようにしていたり、クリアファイル作成キッドのようなものを売っていたり、実際に購入されたお客様の声を表示したりとさまざまな企業様がおられました。

 

その仲でも私が一番面白いと感じたのが、クリアファイルの型へ絵を描いてWebにアップするとクリアファイルのように折れ曲がって出てくるサイトでした。

販促とは違って申し訳ないのですが、クリアファイルを作る上での表と裏の意識をしっかりと持てる非常に面白いサイトで遊べたなと記憶に残っているのが上手な戦略だなと感じました。

 

弊社でも、お客様にどーんと意識に残る商品、仕組みを作れたら楽しいのになとおもった きじま がお送りしました。

お疲れ様です。

本日はマジッククリアファイルの楽しみ方についてお話したいと思っております。マジッククリアファイルは、弊社紹介ページにあるように紙を抜き差しして見える内容を変えております。

先日にクリアファイルに乗っているインクの透過性についてのお話をいたしましたので、今日は色の話ではなく模様で遊ぶにはどうしたらいいかを考えたいと思っております。

 

考え方として・・・

 たとえば単色(2値画像)で印刷をする場合は、紙を抜いて見える画像と抜く前に見える画像でどう違うかのギャップを楽しむことになります。

ということは、お互いを比較したときに「意味としての違い」「印象の違い」「感覚の違い」の何かしら(何の違いでも印象に残ればOK!)を考えなくてはいけません。

 

わかり易いものだと、「人が一人立っている」という画像が、紙を抜くと山登りをしている途中の風景にかわるという「印象の違い」などがあげられるかと思います。

 

本当はもっと素敵なデザインに触れているのですが、それに近い案が考えられず・・・ご紹介を断念しました。

 

皆様も面白いデザインがあってご相談いただけたら、実例を出しつつお話できると思いますのでぜひご一報、ご来社いただけると桜木もクリアファイルをばら撒いて喜んでくれると思います!

 

面白い姿を目撃したい きじま がお送りしました。

お疲れ様です。

 

最初からクリアファイルのことしか書いていなかったので色の内容をお伝えしようと思います。

最近、色に関して知ったことをクリアファイルの透過性を使って問題にしたいと思います。

 

皆様は基本的なクリアファイルは裏面に何色のインクを塗って色を表現しているかご存知ですか?

 

ヒント

3色で色の表現をしています。

光の三原色の混ざり合った部分がその色になります。(=減色法の基本の色になります)

光の三原色は RGB 赤緑青 になります。

赤+緑=? 緑+青=? 青+赤=? の色が答えになります。

 

 

では 答えあわせを!

 

シアン(藍) イエロー(黄) マゼンダ(紫) 黒 です。

 

基本的になじみのある黄色と紫色はわかるとは思いますがシアンと黒は思い浮かばない方も多いかとは思います。

 

シアン自体は言葉になじみがないのでそういうものなんだと思っていただければいいと思うのですが、黒が単体で印刷されている理由はわかりますか?

 

理由は加減法、減色法でも同様、きれいな黒を他の色で再現することは非常に難しいのです。(テレビの販売は「きれいな黒が再現できる」と売りにするのもそういった事情があるからです。)

 

こういう理論?で基本的なクリアファイルは4色の色から出来ております。

ただ、特殊な色を再現したり印刷での色のムレを抑えるために色を特別に作って使用する場合もあります。そうすると色数が増えて技術力の高い印刷会社でないと再現等が難しくなってしまいます。

 

クリアファイルを作る上での色の知識について簡単に触れてみました。

自分の知らなかったことを書く事で整理し皆様にも理解してもらいたい きじま がお送りしました。

お疲れ様です。

 

本日は「クリアファイルという名前の透明ファイルがなぜ出来たか?」の誕生順序について考察してみたいと思います。

皆様は、「ファイル」と言われるとどのようなファイルを思い浮かべますか?

 

私としてもクリアファイル!クリアファイル!と叫びたいところですが・・

小学校低学年の時に使った紙表紙にプラスチックor金属の止め金具のファイルを思い浮かべてしまいます。

 

 ファイルに文字を書き込めることや、横からの力などを考えると厚紙で出来ているファイルのほうが確かに小さいときにはつかいやすいかなーとは思っております。(個人な意見です)

 

厚紙のファイルがあればOKでは?と思われる人も出てくるかと思いますが、なぜクリアファイルが出来たのかを考えますと、ファイルの中心意義である「紙の内容を守る」を満たして便利な機能をつけようと考えた人がいたと思うのです。

 

その開発手段としては

 

中の内容があけなくても見える

取り外しのしやすい止め具にする

紙の安定性を増す

 

等・・(一般的でごめんなさい)

 

こういった考えを実行、開発していく中で、

 

あけなくても見える = 透明

 

という考えにたどり着いた方が、うまいこと透明素材を見つけ、クリアファイルが出来たのだと思います。

 

皆様も、仕事中に商品や目の前にあるものがどういう経緯で作られたか考えると楽しく仕事に取り組めるかなと思っております!

商品タッチすら掠めていない きじま がお送りしました。

クリアファイルを発送していた きじま です。

クリアファイルの表面に静電気がたまるのはご存知ですか?

ピンと来ない方でも小学校のころに下敷きやクリアファイルで髪の毛を擦って逆さにした記憶がある方が多いと思います。

 

あの現象はクリアファイルと紙が擦れたときにも起きるものでしてクリアファイルを机の中から取り出すときに下においてある紙がくっついて出て行ってしまうという現象が起きる原因でもあるのです。

 

大体は紙が床に落ちるため拾わなくてはいけないのですがその作業をしなくてもいいようにする方法を1つ教わりました。

 

1 でこぼこなファイルを使う

2 風入れをする

3 紙製のファイルを使う(目の粗いもの)

4 諦める

 

だそうです。

1 は3Dクリアファイルのような常に隙間を保つということです。

2 は自分で持ち上げる前に空気を入れる作業をする感じです。(少し持ち上げて降ろす)

3 は静電気がたまらないファイルです

4 自分がとった選択肢でした

 

皆様には、有効に時間を使っていただくために対策するのをお勧めしますが、

私は、拾う作業を行うことで少しでも冷静さを取り戻せたらなと考えております。

 

今回はクリアファイルの話から少しそれましたが、捉え方次第で様々な捉え方の出来るクリアファイルの立場をあげてみようと考えた きじま がお送りしました。

こんにちは。

クリアファイルを整理していた きじま です。

 

昨日、クリアファイルをピックする仕事(?)の紹介をいたしましたが、本日はピックする際に荒れてしまったクリアファイルの片付け方について話したいと思います。

 

弊社で扱っている小物のPP素材、商品でしたら非常に軽く誰でも持ち運べるのですが、A4サイズになってくると大人の腰を痛めるような重さになってきます。その際にハンドリング(紙や、商品を運んでくれる心強い人たちのことです)をする方々にお教えいただいたコツを紹介したいと思います。

 

箱に詰められているものは、体の中心に箱を持ち、そこが抜けないように気おつけて運ぶそうです。

 

そして問題の、個別にされているクリアファイルを大量に運ぶ際には、力を入れて抑えるのではなく、両手で短辺の真ん中あたりを持ち、そこを中心に短辺がしなるよう(曲がるように)持ち上げると無駄な力なく持ち運ぶことが出来ます。

体に接する側のクリアファイル面をおなかで押さえると更に安定性が増すように感じられます。

 

今回は、クリアファイルを中心に考えましたが、紙や、薄いものを運ぶ際には同じように運ぶと両手に引っ掛けて物を運ぶ形になるので非常に楽に運ぶことが出来ます。

 

説明が下手で、うまく光景を伝えられなく申し訳ないのです・・。

 

こういうときは、商談ついでに尋ねていただければ弊社の社員でしたら皆マスターしておりますのでお気軽にお尋ね下さい!

 

クリアファイルの配置を始めた きじま がお送りしました。

こんにちは!

最近、弊社のクリアファイル倉庫の全体像の説明をしてもらいました。

倉庫の中にもたくさんの種類のサンプルがあることはノベルティのページをご覧になって頂ければわかると思います。

それらの、そのクリアファイルサンプルが棚に詰めて積んであるため、目的のクリアファイルを探すのに奥のほうから取り出さなくてはならないことがたまにあるんです。

 

正直、横や上から見るとクリアファイルの辺となる部分だけ見えるため全面に印刷のあるクリアファイルはわかるのですが透明な部分が大部分を占めるものになりますと、どれがどれかわからなくてがっかりします。

 

皆様も、縦に詰まれたノートや、資料集の山が出来て内容がわからなくてがっかりしたことがありませんか?

 

そのようながっかりが続くのですが・・・。

ですが、それ以上に気にしているのがメールをもらってから誰が一番早くピックするかを個人的に(こっそり)競っていますのでその機会を増やしていただけたら覚える機会が増え、早く探し出せるようになる・・と思っております。

皆様からのお問い合わせでサンプルをピックアップするときにはこんな裏努力がされているというお話でした。

(お問い合わせいただいた皆様を待たせることはありませんのでぜひご連絡下さいね)

 

クリアファイルサンプルピック選手権 主催者 きじま がお送りしました。

はじめまして!

 

本日より、クリアファイル大好き人間桜木と共に仕事をしていくことになった木嶋といいます。

 

先日、クリアファイル中心の生活に入ったときにはそんなに商品を絞って「生きていけるのか!?」と正直思っておりました。

ですが、やってみると面白い物で、

 

透明性を利用した   「マジッククリアファイル」

3D加工した素材を使う「3Dクリアファイル」

 

等の、さまざまな商品に出会うことが出来ました。

技術も驚いたのですがそれより驚いたのが、お客様より提案されてくる非常によいデザイン案です。

「そんなデザインは盲点だった!」と思われるものがたくさんありました。

 

そんな商品案に対抗心を燃やし

「クリアファイルの多くの提案方法があるのではないか?」

「楽しく使うにはどうしたらいいか?」

 

と考えながらクリアファイルを曲げたり、入れたり、分解したり、切ってみたりと、仕組みと特性を覚えております。

 

でも、仕事以外では壊していませんよ!

この大変な時期なのでクリアファイルも、大切な資源として有効に使っていきたいと思います。

 

キャッチコピーもまだない木嶋がお届けいたしました。

こんにちは。いつもお世話になっております。

クリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。      

 

今日はクリアファイルのナンバリングについてのお問合わせがありました。

たくさんの数量をつくるのだが、すべてにナンバリングを入れたいというご相談です。

やり方としては、クリアファイルを作った後に、

1部ずつ箔を押してゆくやり方と、

1部ずつにナンバリングされたシールをはってゆくやり方があります。

今回のお問合わせはそのどちらとも違う、

ナンバリングは刻印のようにしたいとのことで

そういう仕様の機械はないものですから、

少々知恵を絞り、近いものになるように

実験をしてからのご回答となりました。

来週にはサンプルがあがってきますので

ちょっと楽しみな週末となりそうです。

 

20110519PPFACTORY桜木

こんにちは。いつもお世話になっております。

クリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。     

 

今日はクリアファイルのアッセンブリーのお話です。

クリアファイルのアッセンブリーで代表的なものは1部ずつの袋入れ

この袋はOPPといわれる素材を使った袋になります。

クリアファイルを1部ずつこの袋に入れるには、

袋代と入れる手間賃がかかりますので、

大量枚数になると、以外にお金がかかってしまいます。

なので、事前に袋入れをするか、しないかは、事前に確認されると良いですね。

さらに売り物のクリアファイルですと、

更に取扱説明書(5センチ×5センチぐらい)を印刷して入れますし、

バーコードシールやJANコードシールを袋に貼る作業も発生します。

また、作業時間もかかりますので、

納期が間に合わない~!とかの原因になります。

 

ご予算を設定するときに、アッセンブリーは何が必要かを事前に確認しておくことは

後々のトラブルを防止するためには非常に大切なことですので、

お気をつけくださいませ。

 

20110517PPFACTORY櫻木

こんにちは。いつもお世話になっております。

クリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。    

 

コンビニでお菓子を買うともらえるアニメのクリアファイルは、

数も200万とか、700万枚とか、そういう単位で発注されます。

生産地は中国がほとんどです。

理由は価格!

アニメでしたら、品質的にもそんなに求めないので、

安いほうが、良い!ということです。

 

でも、問題がひとつあって、見込み発注なんでしょうね、

クリアファイルをつくり過ぎちゃったりとか、

逆に足りないとか、あるようです。

今日そんな話がありました。

なので、調整弁として

そのクリアファイルのうち、端数(5万とか10万枚)は国内でつくっては、どうか?

というテーマでのお問合わせでした。

(端数といってもすごいですけどね。)

このロットですと、

まさに弊社のターゲットロットなので、

とってもありがたいお話です。

 

20110516PPFACTORY櫻木

 

 

こんにちは。いつもお世話になっております。

クリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。   

 

昨日、初めてクリアファイルを扱うお客様にお会いしました。

そこで、とても基本的な部分の素朴な疑問をいただきました。

それは、

「クリアファイルには、半円形と三角形の切込みがありますが 、これって必要なのですか?」

という疑問でした。

クリアファイルに埋もれて幸せな生活を送っている私にはとても当たり前のことなので、

ああ、こういう質問をしてくださるお客様はありがたいな、と思いました。

初心に帰る、という感じです。

さて、まず回答なのですが、

なくても問題ないですよ!というのが回答です。

半円形は通称「指かけ」、

三角形は通称「裂け止め」というのですが、

その名のとおり、「指かけ」はファイルから物を取り出すときに指をかけるところ、

「裂け止め」はクリアファイルをひらいたときに

底辺の溶着部分(ギザギザ)のところから裂けてくるのを防止するために、

三角形の切込みの部分に力が加わるようにする機能です。

PPはやわらかく粘りがある素材なので、

瞬間的な力では破けずに伸びるので、ここでひらく力を吸収することができます。

溶着部分(ギザギザ)は貼り合わせているので、引っ張る力が強いとはがれてしまいます。

ただ、弊社の仕様ですと、1点に2kgグラムの力がかからないとはがれませんので、

普通に使っていてはがれてしまうことはありません。

なので、「どちらも、あったほうが良いよね♪」的なものです。

 

A5サイズのクリアファイルですと、「指かけ」も「裂け止め」もないもので注文があります。

この場合は弊社に有型があります。

それ以外のサイズですと型がないので、型代を別途5万円ほどいただいております。

 

20110513PPFACTORY櫻木

こんにちは。いつもお世話になっております。

クリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。    

 

今日は、厚口のクリアファイルをつくりたいというお客様がいらっしゃいました。

通常のクリアファイルは0.2ミリ厚のPPを使ってつくりますので、

クリアファイルの出来上がりとしては、0.4ミリの厚のクリアファイルとなります。

 

弊社の実績としては、3Dクリアファイルの厚口が、

0.43ミリ厚のレンチキュラーレンズを使っておりますので、

クリアファイルの出来上がりとしては、0.8ミリぐらいまではつくれるということになります。

 

クリアファイルの厚みの制限となるのは、底辺の溶着部分(ギザギザ)を加工する機械です。

この機械の厚みの設定が、0.3ミリまで加工可能なので、

厚み0.6ミリまでのクリアファイルは普通につくれます。

 

厚み0.8ミリのクリアファイルだと、多少無理があるなあ、という感じになります。

いつもお世話になっております。
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。


今日はあるタレントさんのクリアファイルのお話です。
タレントさんのクリアファイルというと、色調が厳しい!というのが定番ですが、
実際どんな風に進行してゆくのか、ご紹介します。

タレントさんのクリアファイルは、事務所さんがプライオリティを持っている場合、
まず見本写真とデータが来ます。
最初の見本だしでは、データのまま見本をつくるのですが、
タレントさんだと、「ここがポイント!」というのが必ずあります。
今回の方は、「唇」が写真より濃いとNG!でしたので、
そこに気を使って、作成をいたしました。
最初の見本だしを「初校」と申しますが、初校はほぼOKですといっていただけ
順調なスタートとなりました。


さて、通常、
初校にたいして、お客様から要望がでます。
顔の色、背景、細かな部分の色のあわせ。
今回のお客様は基本は変わらず「写真にしっかりあわせる」とのことで、
タレントさんについては、少々温かみを増した感じで!とのご指示でした。
このタレントさんは顔のつくりがとても美しい方なので、

現実離れしてキレイで色白な感じに仕上がったので、
ご指示もおっしゃるとおりと思いました。


豆知識として、
タレントさんのクリアファイルを作成するときは、
クリアファイルに限らないのですが、顔が赤くなりすぎるのはNGです。
その意識が強く、2回目の校正だしでも温かみもっと、との指示をいただいて、
3回目の見本だしとなりました。


3回目の見本だしとなると、調整も微調整の段階に入ります。
またもや赤くなることに対して慎重に慎重に進めすぎて、
「温かみ!!」のご指示をまたいただいてしまいました。


ここで見本OK(指示を守る範囲でおまかせ)をいただき、量産へ。
量産では、結構な時間をかけて色調整を行い、
なんとかなんとか合格をいただけました。


見本と量産では、
機械が違うこともありどうしてもぴったりとは色が合わないので、
ポイントを中心にしっかりといろをあわせ、
周囲の絵柄も見本からなるべく乖離しないようにバランスを取ることが重要です。
そのときに重要なのは、お客様がどこにこだわっていたのかをもう一度思い出し、
それを出来る限りクリアファイルとして実現することです。
今回はそれができたので、とてもよかったです。


今回振り返って大切だと再認識したことは、
お客様のこだわり、意図を忠実に見本だし作業に落とし込み、
また量産でも、お客様のこだわりがどこにあったのかを見落とさないことです。
作り手であるわれわれは、ついつい自分たちの視点で考えがちですが、
お客様がアドバイスしてくれたり、何度も伝えてくれたことにこそ、
そのクリアファイルの「あるべき姿」があり、
それを素直な気持ちで実現していくことこそ、
一番大切な基本であると思います。

 

実は今回のクリアファイルも、お客様のアイディアがあったからこそ、

合格のレベルにたどり着けました。

ご指導本当に、ありがとうございました!

 

 


20110418PPFACTORY桜木

 

いつもお世話になっております。
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。

昨日、クリアファイルの内側に絵柄を入れたいが、できますか?
というお問合わせがありました。

 

通常のクリアファイルは、外側に絵柄があるものですが、
デザイン的な問題で、
クリアファイルを開いた内側に絵柄を入れたいのですが・・・、

というお問合わせです。

 

まず答えからいうと、クリアファイルの内側に絵柄を入れることは普通に出来ることです。

ご安心ください。

 

この手の案件は、クリアファイルを10件つくると、1件から2件ありますので、慣れておりますから、

ぜひぜひ安心してご相談ください。

 

やり方は2つあります。

内側にある絵柄をしっかり見せたい場合は、まず白インキを内側に印刷し、その上に絵柄を印刷します。
この場合はクリアファイルを半円のないほうから見ると、薄く逆像で絵柄が見えます。
この場合は、お値段が普通のクリアファイルより上がります。

内側にある絵柄は半透明でよいという場合は、白インキは印刷せず、そのまま絵柄を印刷します。
この場合はクリアファイルを半円のないほうから見ると逆像で絵柄が見えます。
この場合は、お値段は普通のクリアファイルと同じです。

言葉ですとイメージしにくいと思いますので、
もし検討されるときは、ご連絡ください。
サンプルをお送りします。サンプルを見ながら、お電話でご説明いたします。

お近くであればお伺いいたします!

 

なお、
弊社の場合、納期はどちらも同じになります。
弊社の印刷機は一度に印刷できる色数が11色なので、
印刷の時間が同じになるため、納期は同じで大丈夫です。

 

美しいクリアファイルを皆さんに!


20110414PPFACTORY桜木 

いつもお世話になっております
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。

本日からプレミアムインセンティブショー、
素敵なオリジナルクリアファイルとの出会いを求め、早速行ってまいりました。

プレミアムインセンティブショーは、日本最大!販促マーケットの国際的な専門見本市です。
今回は200社ぐらい出展されていました。


クリアファイル関連で今回目立ったのは、弊社でいうPPバッグ
↓コチラ
http://www.ppfactory.jp/novelty/2011-02-06-12-07.html

を今回の自社配布ツールとされている会社さんが、
少なくとも3社あったことです。
各社オススメしたいツールに
だんだんと育っているようです。
自分が扱う商品の市場が育つのは
大変嬉しいです。

さて、
このPPバッグ、
他社さんがサイド・底の貼り合わせ両方にに超音波圧着を使われるのに対して、
弊社はサイドはメルト貼、底は超音波圧着を使います。

実は弊社は、この加工にこだわりを持っています。
(弊社が実用新案を取ったのもこのポイント)

こうすることで単価が下がるのと、納期の短縮が図れる点が、
弊社のこだわりです。


そのほか面白かったのは、
香りのするクリアファイルです。
レモンの香り、ラベンダーの香り…。
香りが重要な決め手になるのは確かにアリ。

このクリアファイルは、
香りの入ったカプセルをシルク印刷で印刷します。
ただし在庫をしている香りの種類はある程度限られているのと、
少ない部数ですと結構ご予算がかかるのがご注意点です。

また、昨日書いた指かけ・裂け止め部分が「セミオーダー」なクリアファイルもございました。
記事はコチラ↓
http://www.ppfactory.jp/story/2011-04-05-18-40.html

指かけ部分をストッパーとしたクリアファイルで
結構便利。
これも抜き型を新しくつくることで対応が可能です。
(追加予算は5万円程度です)


以上プレミアムインセンティブショーの
ご報告でした。

20110406PPFACTORY桜木 

いつもお世話になっております
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。 

 

昨日あるマーケティングの本を読んでいたら、セミオーダーのパンプスという話がありました。

セミオーダーのパンプスとは、ベースのパンプスの色とか、かかとの高さとか、リボンとかをお客様の好みで決められる商品で、

通常のパンプスよりちょっと高いのですが、結構売れるのだそうです。

 

ありものではなく、自分で選べるということが嬉しいからちょっと高くても売れると言うことなのでしょう。

確かに、お金を払うものは自分好みが反映できると嬉しいものだし、

ほかとちょっと違うものというのは、たとえそれが大きな違いではなくとも

お客様の満足を高める作用があります(あなただけに、私だけの の感覚)。

 

さて、これをフルカラーのクリアファイルに置き換えてみると、

絵柄が自由なのは当たり前なのですが、

クリアファイルの形も割と簡単に「セミオーダー」が出来ます。

クリアファイルの形の変更は抜き型の形状を変えるだけ出来るので、

新しい型を注文するだけです。

お客様にとってもわかり易いセミオーダーであり、追加料金は5万円前後です。

 

できる形状には限界はあります(一番の制約は、下を張り合わせる機械に通るカタチかどうか?です)が、

クリアファイルで半円に空いている部分(指かけといいます)の位置とか形や大きさ

下のほうにある三角形の部分(裂け止めといいます)の位置とか形や大きさは結構簡単に可能です。

 

またダブルポケットクリアファイルのように、

下の部分を手作業で張り合わせるクリアファイルは、

形状の自由度がかなり上がりますので、

オリジナル感あふれるクリアファイルをつくることができます。

 

なお、ダブルポケットクリアファイルとはこういうクリアファイルです 。 

http://store.shopping.yahoo.co.jp/cinemacollection/sans-sn-377108-122.html 

これの内側に折り返して書類などを入れておく部分の形状は、形状変更の自由度が高いです。

ここをキャラクターの輪郭などにしておくと、結構カワイイくなってオリジナル感たっぷりです。

けいおん のクリアファイルでそういうのがあって、とても良いなあと思いました。

 

 

クリアファイルの制作をお考えのときに、

形も変えてオリジナル感を出してみたいなあ!とお考えの場合は

是非PPFACTORYまでご相談ください。

 

20110405PPFACTORY桜木

いつもお世話になっております
フルカラークリアファイル大好き人間【ppfactory】桜木です 。 

 

本日のテーマは墨ベタバックを美しくするクリアファイルです。

 

昨日ネットを見ていたら、気になるクリアファイルがありました。

↓コチラ

http://bid.s96.xrea.com/item/151965129

です。

ヒューレットパッカード(HP)社の2011年冬モデルのキャンペーンノベルティ

キャラクターはAKB48さんでバック(背景)が墨(黒)ベタのB5クリアファイルなのですが、

この墨ベタバックはどういう仕様(設計)にしたのか、

作り手としては大変気になる一品です。

 

考えられる設計は、

1.墨100%+白+ニスで設計する。

2.墨100%+藍紅黄をそれぞれ40%(いわゆるリッチブラック)+白+ニスで設計する。

3.背景だけ別版で墨100%をもう1版つくり、墨を2色印刷として設計する。

なのですが、

 

1.でやったならば、バックの墨はちょっとスカスカな感じで仕上がっていると思います。

 

お客様のほうで「OK!」となれば悩むことはないのですが、

これじゃイヤだなあ・・・、

背景はもっと美しくてしっとりとした黒にしたいなあ…となりますと、2か3となります。


 

さて3.は、見当ズレも計算しW版のベタは小さくする関係で、

上のロゴや小さい文字のフチ、人物の輪郭のフチがあまりよろしくない感じにできそうなので

今回はやらないほうが良いですね。。


なので基本方針は、2.となります。


とは言うものの、3色を入れたリッチブラックは、見当ズレのリスクが大きいのと、

大量枚数の時は、

印刷をしているうちに色が青くなったり、赤くなったりするのので色調不安定のリスクがあります。

 

とくに今回はAKBさんのような芸能人のクリアファイルですので、

ここでもうひと工夫したほうがよさそうです。

 

で、オススメなやり方としては

本番での見当ズレと色のブレを回避し、しっとりとした墨を表現するために、

最初はあえて墨に一番近い色である藍を30%だけバックに入れて、校正を出します。

これでOKとなればそれで進め(やや青っぽいしっとりとした墨ベタになります)、

墨が青いね~と言われたら、紅を30%バックに加えて改めて校正を出すという感じで進めていくのがオススメです。

 

でも実際はどうやったのかしら?

大変気になる一品であります。

 

20110404PPFACTORY桜木

クリアファイルにペラ(チラシ等)を挟んだり、取説と一緒にOPP袋にアッセンブリーしてしばらくすると、クリアファイルが大きく反って商品として使えない状態になってしまうことがあります。クリアファイルが、角側から、くるんと外に向かって大きく反ってしまうのです。確率としては、感覚論ですが、100のクリアファイル案件があったら、そのうち2件くらいでしょうか。反るときには、全部のうち何枚かが反ってしまうのではなく、全数が反ってしまいます。このことを業界では「花開く」と呼んだりします。


この反りは、クリアファイルのカール現象と呼ばれます。インクメーカーさんに確認したところ、原因はPPシートが、ペラの印刷に使われているインクの揮発性有機化合物(VOC)を吸収して、膨らんでしまうためとの事。PP(ポリプロピレン)一般に言える化学的性質なので、どのクリアファイルにでも起こりうることですから、ご注意が必要です。


簡単に言うと、クリアファイルに、印刷したばかりとか、ベタが多くよく乾いていないペラを挟み込んだり、OPP袋に一緒に入れたりすると、インクとPPシートの間で化学反応が起こり、PPの内側が伸びて、結果、大きく反ってしまうのです。


この場合、クリアファイルのPPが変質してしまっているので、一回反ってしまったら戻りません(泣!)ので、つくり直しとなります。納期は間に合わないわ、出費は2倍になるわ、となってしまいますので、事前に対策をしておくことが必要です。
他社さんでも、似たような記事がございましたのでご紹介です(わかりやすい説明です!)

関連記事:印刷の通販グラフィック様のページ(ページの下のほうに記事がありました)
http://www.graphic.jp/lineup/offset/clearfile.php


対策としては、インクメーカーさんによると、VOCを含まないインク(例えばUVインク)でペラや取説を印刷するとよいとの事。それから、ペラや取説は事前につくって、よく乾かしておくこと。先のお客様からご支給いただく場合も、出来ればUVインキで印刷したものでお願いできたほうがよいですし、とにかくしっかり乾かしてから支給していただくように、事前にお伝えしておく事は絶対に必要なステップであると思います。


とにかく、クリアファイルに何かを挟むときは、注意、注意です。


クリアファイルメーカーのPPFACTORYといたしましては、先のお客様に、事前に、できればやんわりほんわかに、でも危険なことは危険ですよとお伝えしておく事をオススメいたしております。

そうなってから言われたら、気分悪いですものね。

(20110115ppfactory中島)
 

今日は、3Dクリアファイルのつくり方(4~最終回)「実機校正のご提出から、量産、出荷まで編」をご説明します。「3Dクリアファイルのつくり方」シリーズの最終回です。

 

前回は、3Dクリアファイルの前後関係サンプルの製作とご提出までご説明いたしましたが、その次の工程が実機校正です。お客様に前後関係サンプルを確認していただいてなんの問題もなければ、そのままのデータで、引き続き実機校正を行い、サンプルをご提出します。このサンプルは通常の印刷物でいう「校正」にあたり、本番印刷時の印刷見本になります。前後関係サンプルの段階で前後関係の入れ替えのご依頼や、クリアファイルの中で3Dを強調する部分のご指定をいただいた場合は、そのご依頼事項を反映するようにデータを修正してから、実機校正を実施します。3Dクリアファイルの実機校正は、すべて本番と同じ条件で行います。つまり、本番と同じ印刷機で、本番と同じ材料に、本番と同じインクと色数で印刷します。なので、でてくるサンプル(見本)は、本番と同じ3D感のものになります。なお、ご指定がない場合はシートの状態でご提出いたします。前後関係のOKから、実機校正のご提出まで1週間程度となります。

 

ご注意事項として、実機校正のあとは、前後関係の変更や、3Dを強調する部分の変更、つまり大幅なデータの変更には、改めて①前後関係の製作→②実機校正の実施の手順が必要になりますので、作業時間と追加料金が発生します。小規模なデータの変更、つまり前後関係の確認時に指示していただいた内容の方向性の中で、「もうすこし強調する」とか、「強調しすぎたので戻す」程度の微調整は実機校正後でも可能です。

 

お客様には事前にご説明をされていても、「やっぱり前後関係を変えたいな」とか、「(前後関係では言ってなかったけど)この部分をもっと出っ張らせてほしい」とか、この時点から「ああしたい」「こうしたい」のご要望がでることはよくあることです。ある意味しかたのないことであると思います。また、「実際に直したあとの状態も見たい」とご要望されるお客様も結構いらっしゃいます。実際にわたしが担当した案件だけでも、2回目の実機校正を実施した案件が2件ございます。この部分は、追加料金が発生するため、トラブルが発生しやすいポイントですので、2回目の実機校正をおこなうには追加料金(10万円)が発生してしまうことを事前にご説明しておくことは、とても大切であると思います。このような事例でお客様によくおこるお困りごととしては、納期がない中で実機校正をもう一度したい(通常1週間必要)、さらに悪いことに予算をみてなかったので、予算が下りるまで進められない・・・、困った困ったどうしよう(泣)というパタンです。こういった場合、実際には、上の人が気軽に言っただけ(もしできるならこうしてほしいけど、お金がかかるならやらなくてもまあいっか、程度)のある意味どうでもよい直し要望を、間に入った担当の方が過大に受け止めてしまって、悩まれていることがよくありますので、その辺は空気をよんで対応されることも必要かな?と、心の中で思ったりいたします。

 

さて、実機校正が校了となりますと、なるべく早い段階で量産に入ります。ともうしますのは、実機校正をした状態に近い状態で量産をすればするほど、より実機校正に近い状態で製品が出来上がってくるからです。実機校正から時間がたちますと、温度・湿度の影響でレンチキュラーシートがほんのちょっぴりずつ微妙に伸び縮みし、レンズピッチも微妙に変わってゆきます。このピッチの変化は人間の目で見るとわからない程度なのですが、精密な印刷精度が要求されるレンチキュラーシートの印刷では死活問題で、3D感、ボケ具合に大きな影響を及ぼします。伸び縮みしたシートを使いますと、実機校正で設計したデータでは対応できないため、レンズピッチを再測定し、データの再設計を行って(予算が許されれば実機校正を再実施して)量産開始することになります。お金と時間が無駄にかかりますのでできれば省略したい工程ですので、「良品製造のためには、すぐに量産開始」をお願いしております。

 

じゃあ、再版がかかった場合はどうするの?ということなのですが、この場合もレンズピッチを再測定し、データを再設計させていただいてから再版を実施します。再版時の再測定と再設計はサービスでさせていただいておりますので、お客様のご負担はとくにございませんが、再測定と再設計のため、通常の印刷物の再版よりもすこし納期がかかります。

 

はなしを戻しまして、量産ですが、レンチキュラーレンズへの印刷が終わりますと、引き続き、3D状態の検査工程、打ち抜き加工の工程、超音波溶着加工の工程・出荷前の検査工程を経て、出荷となります。この工程は、検査工程が1つ多くなることを除けば通常のクリアファイルと同じですので、製品は最短4営業日目から出荷となります(数量、アッセンブリーにより出荷日程が変わります)。

 

量産については「あれ、もうできちゃったの?」という感想をもたれるお客様が多いようです。3D商品は、3Dクリアファイルに限らず、入稿から見本だしまでの創りこみの期間のほうが手間も時間もかかる商品で、量産品を作り始めてしまうとあっという間の商品です。

 

以上、駆け足ではございましたが、5回シリーズで、「3Dクリアファイルのつくり方」をご説明いたしました。ざっくりとではございますが、入稿から納品までおよそ1ヶ月程度という目安であるということと、製作にあたっては、入稿データはフォトショップが使える方であればで簡単に創れる商品であること、前後関係サンプルでのチェックと刷り合わせが、後々の余計な出費の防止と納期の厳守において重要ポイントであることが、ご説明の要点です。

(20101231PPFACTORY桜木)

 

 

3Dクリアファイルの製作、今回はデータ変換編その2 3Dに見えるための属人的な(経験値が成果に反映する部分の)データ変換ノウハウについてご説明します。

 

わざわざ「属人的」なんて難しい書き方になりましたが、3Dクリアファイルの画像設計は、設計者のセンス、技量でだいぶ異なったものになってしまうのが現実です。

 

この「属人的な技」が、弊社の3Dクリアファイルのノウハウの2つ目です。こればかりは、センスだけでなく、「どれだけたくさん3Dクリアファイルを創ったか?」による部分が大きいと思います。

 

さて3Dクリアファイルで3Dを表現する技術は、大きく分けてレイヤー効果とフルデプス効果があります。レイヤー効果は「奥行き感」、フルデプス効果は「手前へのでっぱり感」と覚えていただくと、イメージがわきやすいと思います。

 

3Dクリアファイルでメインで使ってゆくのはレイヤー効果で、アクセントな感じでフルデプス効果をつかい3D感を際立たせます。もし仮にフルデプス感だけで3Dを表現しようとすると、実はあんまり3Dな感じにならない傾向があります。これを改善するには、ポリゴンデータを作成していただいてより精密なフルデプスデータに変換して対応する方法がありますが、ポリゴンデータの作りこみは専門性が高いので普通の方にはちょっと難しいし、コストも大変であろうと思います。

 

というわけで、データの作成の仕方としてはフォトショップでも簡単にできるレイヤー効果を主としたデザインをしていただき、それに弊社の技術者がフルデプス効果をアクセントな感じにとりまぜ、さらにレイアウトを3Dに見えやすく再構成して3Dクリアファイルのデータに変換してゆきます。

 

この「3Dに見えやすく再構成する」というのがまさにノウハウの部分です。人間の目がある画像を見て「3Dだ」と認識するためにはいくつかのセオリーがあり、そのセオリーをはずしてしまったり、そのセオリーが成立しないようなレイアウトにこだわってしまうと「なんだかあんまり3Dっぽくないよね。」という仕上がりになってしまいます。0.43ミリのレンチキュラーレンズ(=ということはより3D表現できる能力が高いレンズ)で、セオリーをまったく無視した絵柄・レイアウトで作成した場合と、0.33ミリのレンチキュラーレンズ(=ということは、3D表現できる能力が低いレンズ)でセオリーを着実に守った絵柄・レイアウトで作成した場合には、実は後者のほうが抜群の3D感になります。

 

以上本日は「3Dクリアファイルの製作、今回はデータ変換編その2 3Dに見えるための属人的な(経験値が成果に反映する部分の)データ変換ノウハウ」をお伝えいたしました。

(20101220ppfactory桜木)

今日は、3Dクリアファイル製作の、入稿後の次のステップ、3Dデータへの変換のノウハウについてご説明いたします。 

 

3Dクリアファイル製作のために入稿していただいたデータは、そのままでは3Dに見えるように印刷されません。そこで、弊社の技術者が3Dデータに変換をします。この変換の仕方に、弊社の独自ノウハウのひとつがあります。

 

弊社の3Dクリアファイルは、PP(ポリプロピレン)でできています。通常3DクリアファイルはPETでつくられる場合が多いです。なのに弊社が3Dクリアファイルの素材にPPを選択している理由(=よい面)として、まずPPは、通常のクリアファイルと同じ素材であるということ。次にPETでつくられたクリアファイルにくらべて軽くなること。次にPETでつくられたクリアファイルよりやわらかくなること。次にPETでつくられた3Dクリアファイルより安くできることがあげられます。

 

それならば、どの会社もPPで3Dクリアファイルをつくればよいじゃない!ということになりますが、実際PPで精度のよい(3Dにちゃんとなっている)3Dクリアファイルを作れる会社はほとんどありません。もともと3Dクリアファイルを作れる会社自体少ないのですが、PPでやれる会社はさらに少ない、ということになります。その理由は、PPのよい点でもある、PPがPETよりやわらかいことに原因があります。

 

3Dクリアファイルの材料であるレンチキュラーシートは、かまぼこ状レンズが表面に一定間隔で並んでおり、レンズの中の光の屈折により、3Dに見える効果を発揮します。3Dデータ変換は、このレンズの間隔にあわせて、入稿されたデータを縦または横に細かく切り刻み、再配置する作業です。しかし、ここに落とし穴があります。データの設計段階で見積もっているレンズの間隔が、実際に印刷するときは、PPがやわらかいために伸びてしまい、設計とは違ったものになります。これにより印刷時に狙っている場所に、ただしい印刷ができず、印刷する場所が微妙にずれてしまうため、しっかりと3Dに見えるように印刷することが非常に難しいのです。

 

これに対し弊社の場合は、自社でレンチキュラーレンズを製造しておりますので、気温印刷機の状態、湿度その他により、レンズの幅がどういう風に変化が大方予想できます。また、レンズの状態を確認しながら設計ができますので、ズレが極小に収まります。「PPのかかえる問題点を製作の仕組みによって中和することができる」点が、弊社の独自ノウハウのひとつ目です。

 

多くの会社が3Dクリアファイルの素材としてPPを選択しない理由(悪い点)は、弊社はラッキーにもカバーできるため、PPを選択しているということになります。

 

次回はデータ変換編その2 3Dに見えるための属人的な(経験値が成果に反映する部分の)データ変換ノウハウについてご説明します。

(20101216ppfactory桜木)

 

今日は、3Dクリアファイルをつくるためのデータの作成方法を、ご説明します。3Dクリアファイルの入稿データはアドビのPhotoshopを使えばどなたでも作成可能ですので、ソフトを開いた状態でお読みくださると、わかりやすいかもしれません。

 

 さて、まず3Dクリアファイルのデータの仕様は、画像形式はPSD(またはEPS、TIFF、JPEG)です。画像モードは、RGB、CMYKのどちらでも大丈夫です。解像度、ここが重要ですが、仕上がりの原寸サイズで、300dpi以上で作成することが必要です。解像度がこれより低いと、製作をしたときに粗い感じに仕上がってしまうのでご注意ください。

 

 次に、3Dクリアファイルをつくるときは、レイヤー分をしたデータ(例:背景+木+人物+ロゴ 等)でのデータ作成をおねがいします。レイヤー構造を残したデータをPSD(AdobePhotoshop)形式のデータで入稿していただくと、価格面・スピード面でベストです。レイヤー構造が残っていないデータを3D化する、またはTIFFやJPEG画像ですと、「切り抜き」「画像の回り込み」(*3Dの場合は、正面から見えない部分も画像データとして印刷しておくことで、3D感を出します)の作業が追加発生し、この作業はけっこうやっかいなため、作業料金が別途必要になってしまいます(時間請求)。また、データ作成時に画像端の見切れている部分(Photoshopでの作業中に、「イメージ」→「切り抜き」の処理をしないと残ります)を残すことで、3D感を出すためのデータ変換に幅ができ、より3D感のあるクリアファイルに仕上がります(3Dクリアファイルを3Dデータに変換する際に、弊社メカニックが駆使できるテクニックの幅が広がります)。

 

 また、3Dクリアファイルのレイヤー数はどこまで大丈夫ですか?という質問がよくありますが、回答としては「無限に大丈夫です」という回答になります。ただし、一定の厚みの中にレイヤーを配置しますので、レイヤー数が多くなればなるほど、かえって奥行き感がなくなります(無限にレイヤーをすると、レイヤー同士の間隔が極小になりますので、「奥行きに差がない」ということになります)。また、標準タイプ(0.33ミリ厚)よりも、0.43ミリ厚のほうが、厚い分奥行き感が生じます。また、0.33仕様で作成した3Dデータを0.43仕様のクリアファイルに反映させることができるかというと、厚みが違うため焦点設定が異なることから、データは改めて組みなおすことになりますので、データ作成料は別途同じだけかかってしまいます。なので、事前にどちらで進めるか決めておく必要があります(標準は0.33ミリ厚のクリアファイルでの価格表示です。厚くなると値段も上がり、その分クリアファイルとしての使い勝手は悪くなりますが、3D感はUPします。3D感、クリアファイルとしての使い勝手(あとお値段)のバランスで行くと、0.33がオススメかな?と思います)。

 

 なお、「Photoshopのレイヤーの設定」についてですが、「描画モード」「不透明度」等のレイヤー効果は反映されませんのでご注意ください(「描画モード:通常」「不透明度100%」のみを使用したレイヤー構成で作成すると大丈夫です)。もし仮に設定が違っていて、いただいたデータがレイヤー効果が反映されていない場合は、弊社で修正いたすことができますが、これも結構厄介な作業なので、作業料金が別途発生してしまいますのでご注意ください。

 

 以上、少々駆け足になりましたが、ご説明でございました。次回は入稿以降の工程のご説明をいたします。

 

(20101215 PPFACTORY桜木) 

 通常のクリアファイルをつくるときは関係ないのですが、3Dクリアファイルをつくるときは、レンチキュラーレンズの目の方向を気にする必要があります。今日はそのお話です。

 

 そもそも3Dクリアファイルは、弊社の場合、PP(ポリプロピレン)でできたレンチキュラーレンズ(かまぼこレンズシート)というシートにUVオフセットで印刷してつくります。シートの厚さは0.33ミリ(100LPI)と0.43(75LPI)があり、クリアファイルという用途も考慮して、通常は0.33ミリのシートを用いて製作します(通常のクリアファイルのシートの厚みは0.2ミリが標準です)。

 

 クリアファイルをタテに見て3D印刷にしたいとき(通常の場合)は、、レンズの目を長辺と平行になるように設計します。逆にクリアファイルを横にして3D印刷にしたいときは、レンズの目を短辺と平行になるようにとります(こういうリクエストはほとんどありませんが)。レンチキュラーシートのもともとの大きさが決まっているので、横に見て3Dとしたいときは、シートのうち製品にならない部分がたくさん出てしまいますので、お値段が高くなります。

 

 逆に、クリアファイルでチェンジングやモーフィング、アニメーションをやりたいときは、話がさらに複雑になります。クリアファイルをタテにして、左右に振ったときチェンジングをしたいとすれば、クリアファイルのレンズ目は長辺と平行に製作することになります。クリアファイルをタテにして上下に振ったときチェンジングしたいときはクリアファイルの目は短辺と平行にする必要があります。クリアファイルを横にして、左右に振ったときチェンジングをしたいとすれば、クリアファイルのレンズ目は短辺と平行にする必要がありますし、天地に振ったときチェンジングをしたいとすれば、クリアファイルのレンズ目は長辺と平行にする必要があります。

 

 以上、つくりたい3Dクリアファイル、チェンジングクリアファイルをたてに見たときに使うか、よこに見たときに使うか、左右に振るか、天地に振るかで設計もお値段も変わってまいりますので、事前に決めて置いていただく必要があります。

 

 なお、標準仕様(もっともよくあるタイプ)は、3Dクリアファイルの場合、クリアファイルをタテに見たとき3Dに見える、チェンジングクリアファイルの場合、クリアファイルをタテにして、左右に振ったときチェンジするバージョンになっております。

 

(20101214PPFACTORY桜木)

クリアファイルは印刷をするときは、シートの裏から4色を印刷し、白を印刷し、そしてニスを印刷します。

なぜクリアファイルにはニスを印刷する必要があるのか?そこには理由があります。

クリアファイルのお見積もりをするときに、「なんでニスが必要なの?無くせば安くなるでしょ、そうしてよ。」というお客様のご要望が時々ございますが、当PPFACTORYでは、なるべくニスも印刷することをお勧めしております。

たしかに安くはなるのですが、お勧めしない理由は、「品質維持」のためです。言い換えるとよい状態を長持ちさせたいと思っているからです。

ニスの正式名称を申しますと、OPニスと申しまして、OPとは「オーバーパック」という意味です。つまり上からパックして保護する役割をニスは負っております。

保護の役割をしているニスを印刷しないとしたら、インクは先のとがったもので引っかくと、削れたりしてしまいます。また、摺れたりすると擦り傷がついてしまいます。PPFACTORYでは、クリアファイルを手にした消費者の方が、もらって少しつかったら削れたり擦り傷がついてしまうと、がっかりしてしまうかなと考えています。

「まあ、そんなもんだ、別にいいんじゃない?」という方もいらっしゃるかもしれませんが、自分がファンの芸能人のクリアファイルを手に入れたとして、すぐに痛んでしまうと残念だなあと考える方が多いと思いますので、PPFACTORYでは、クリアファイルにはニスを引くことを標準としております。

 

なお、クリアファイルにニスを印刷するとき、透明部分にも印刷してしまうと透明度が下がります。だから、重要度の高い部分、つまり、白を印刷する部分にのみニスも印刷するのが標準仕様になっております(ただ、非常に細い文字があり、その文字が非常に重要な場合は、お客様のご選択により、全面にニスを印刷する場合もあります)。

 

なお、PPFACTORYのクリアファイルのお見積もりは、ニス印刷が含まれたお見積もりになっております。

関連商品ページへのリンク

A4 A6 A5クリアファイル

マジックファイル

3Dクリアファイル

エコマーク仕様クリアファイル

クリアファイル付PPバッグ

 

(20101207PPFACTORY桜木)

 クリアファイル印刷用に、PPFACTORYでは、0.2ミリ半透明の自社製のPP(ポリプロピレン)シートを製造しております。
そのほか、3Dクリアファイル用のレンチキュラーシート、再生率70パーセントのエコマーククリアファイル用PPシート、A4オリジナル10ポケットクリアブック用シート(高透明の0.4ミリ高透明シート)も自社製シートを製造しています。
クリアファイル用のシートを自社で製造するようになって、7年目になります。

 

 オリジナルクリアファイルを製造するメーカーにとって、そもそもPPシートは、PPシートの専業メーカーさんから購入するもののようです。PPFACTORYも最初はそうでした。クリアファイルのメーカーは、ファイル加工にオリジンを持つメーカーさんと、印刷屋さんにオリジンをもつメーカーさんに分かれますが、いずれにせよ材料のPPシートは他社から購入するのが通常です。

 

 ではなぜ、PPFACTORYは自社でクリアファイル印刷用PPシートを製造することになったのでしょう?それは、ものすごく単純な理由からです。
 

 理由は、「当時(20年前~10年前ぐらい)、UVオフセット平台印刷では、PPシートが印刷しにくかったので、UVオフセットで印刷しやすいPPシートがほしかった。」からです。

 

 前回も書きましたように、当時のPPシートはオフセット印刷をすることを主目的として設計されてはいませんでしたので、印刷しにくいのは当然です。インクが密着しなかったり、静電気が発生して機械にシートが入らなくなったり、印刷をするたびに、何かしらのトラブルにおびえながら、おっかなびっくり印刷をしておりました。

 

 そうこうするうちに、「印刷しにくいPPシートは、どうすれば印刷しやすくなるか?」というノウハウやアイディアが、だんだんと社内に蓄積してゆきました。自分たちでどうにもならない材質の部分は、材料メーカーに改良のお願いをしたり、インクメーカーに相談にのってもらったりしました。

 

 そんな日々をすごしながら、ある日ふと気がついたのが、「PPシートを自社で創ればいい。最初はできの悪いシートかもしれないが、印刷側からのフィードバックが早い分、悪い点もすぐ改良ができる。とすればよいシートになってゆくスピードも速いはず。」ということでした。

 

 とはいうものの、シートの作り方はまったくわからなかったので、基礎から考えて、機械も自作の機械でなんとか製品化したのが、7年前のことです。

 

そして7年がたち、通常のクリアファイル用のシートのみならず、今では再生PPをつかったエコマーク対応クリアファイル用のPPシートや、3Dクリアファイル用のPPレンチキュラーシートまで自社で製造できるようになり、今に至ります。

 

 以上、PPFACTORYのクリアファイル用印刷シート製作の裏話でした。

 

関連商品ページへのリンク

 

A4 A6 A5クリアファイル

 

マジックファイル

 

3Dクリアファイル

 

エコマーク仕様クリアファイル

 

クリアファイル付PPバッグ

 

超ミニクリアファイル

 

(20101206PPFACTORY桜木)
 

PPFACTORYのクリアファイルは、自社製のPPシートに、最新のUVオフセット印刷機で印刷されますが、本日はその印刷の歴史についてお話いたします。

 

現在クリアファイルの印刷は、通常オフセット印刷、あるいはシルク印刷で行われます。フルカラーの印刷ならばオフセット、ロゴのみや隠蔽製の高いベタ、ラメ加工をしたいときはシルク印刷で行われる例が多いです。そのほかに、箔押しやフォイルを使ってメタリック感を出す印刷加工があります。

 

しかしクリアファイルがオフセットで印刷されるのが普通のことになったのは、実はこの10年ぐらいの比較的新しい出来事です。

 

なぜかというと、クリアファイルを印刷するオフセット印刷機は、UV乾燥方式のオフセット印刷機でなければまずNGだからです。そしてUVオフセット印刷機が普及したのが、この10年ぐらいの出来事なのです。

 

それまでは、シルクと箔の全盛時代でした!!

 

さて、PPFACTORYの工場でUVオフセット印刷が始まったのは、さらに10年前の1990年代初頭のことです。まだUVオフセット印刷がまったく普及していなかった、今から20年前の出来事です。当時は油性のオフセット印刷機に、無理やりUV乾燥装置を取り付けて印刷することから始まりました。

 

まさに業界の魁!でした(チャレンジャーとも言う)。

 

しかし、先駆者は必ず苦労をするもの、機械は無理やりの改造品、UV印刷用インクも当時は油性に比べると発色が悪い&不安定で、印刷技術者の腕でなんとかするという悪戦苦闘の日々でした(まあ、そういうことがあるから印刷の腕前が上がるのですけれども・・・。)PPシートも印刷すると、どうしてもキズやら密着やらが悪く、現在の基準からするといまいちなものでしたが、それでも当時は印刷自体できるところがなかったので、重宝がられていたようです。

 

でも、油性オフセット機を無理やり改造してなんとかするのも限界がありますので、PP向けのUVオフセット印刷の専用機を導入することになります。でも日本の印刷機メーカーもまだそういう機械はまだ製造していなかったので、開発してもらうことになりました。そうして出来上がったのが、世の中にはまだない、PPが、慣れている人にはさほど難しくなく、安定して、色数が8色印刷できる(当時は夢の)UVオフセット印刷機です。プロトタイプモデルとして開発された本機が、PPFACTORYの工場で実戦投入され、そのデータがフィードバックされて量産機の設計に反映されるという流れが、当時はあったようです。

 

これが今から10年前ぐらいの出来事です。

 

その後PPFCTORYの工場には、第2世代、第3世代の(当時最新鋭)のクリアファイル印刷専用オフセット印刷機が導入され、現在は第4世代の最新鋭機械「11色が印刷できるクリアファイル専用UVオフセット印刷機」がクリアファイルの印刷を行っています。

 

まあこうして、クリアファイル印刷における機械的な問題は解決されたのですが、次なる開発テーマが急浮上します。

それは「じゃあ次は、クリアファイル用のPPシートを自社開発せよ!」です。

 

そのお話は、また別の機会に・・・。

 

(PPFACTORY桜木)

 弊社が扱っている商品に、A6クリアファイルがあります。通常のA4クリアファイルに比べて、四分の一の大きさのクリアファイルです。この商品を企画したときは、「そんなのいったい誰が使うの?」という意見が社内で多数出ました。

 

 実はこの商品、弊社のKさんの奥様が、小さいクリアファイルにレシートを入れて保管しているというお話から始まったアイテムです。またKさん自身は、クリアファイルを小さく切って、バイブルサイズのシステム手帳にはさみ、小さなメモなどを入れるリフィル代わりとして使っています。

 

 Kさんによれば、こういう風にレシートをしっかり保管する女性は多く、多くの場合お財布にパンパンになって保管される場合が多いとの事。で、これをA4クリアファイルに入れて保管するかというと、A4クリアファイルでは大きすぎて、女性が使うような小さなバッグには入らないそうです。で、A5クリアファイルが使われていたりするそうなのですが、A5クリアファイルでもまだ大きいので、じゃあA6クリアファイルをつくってみよう!というのが始まりです。

 

 で、せっかく女性向けなので、マジックファイル でおしゃれな感じでつくるとなおよいかなあと考えてサンプルづくりをいたしました。業界的には、A6まで小さいクリアファイルですと、溶着作業が手作業になり大変効率が悪いので、割高&納期長いとなる商品だったのですが、弊社の機械はA6クリアファイルに対応できるように改造してありますので、量産すればそこそこいけるアイテムとすることができました。

 

 A4クリアファイルだけでなく、A5、A6も対応できるppfactoryですので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(20101117 ppfactory桜木)

 

関連商品ページへのリンク

 

超ミニクリアファイル

 

マジックファイル

 

 今年から、今までよりも大きなランドセルが出回っている話は、皆さんご存知かと思います。それにかかわる小話をおひとつ・・・。

 

 まず、小学生が学校からもらうプリント類というのは、A4ベースが圧倒的に多いとの事。これに加えて学習指導要領が変更されて、小学生がたくさん勉強することになりまして、プリント類が増えるとのことで、整理するのにA4が入るクリアファイルが喜ばれているとの事。しかし、今までのランドセルですと、幅がA4クリアファイルの規格サイズ310×220ギリギリか、若干小さいので、クリアファイルは曲げた感じで入れなければならず、不便であったとの事。さらに、プリント類が増えてクリアファイルを複数使うとなると、不便さが増すこと・・・。それならば!とあるメーカーさんが、ランドセルそのもののサイズを思い切って大きくしたということだそうです。

 

 業界的には、今までの大きさでゆく派とクリアファイルに合わせて大きくする派に分かれて競い合っているとの事ですが、「A4クリアファイルが入ります」ということがひとつの宣伝となるとの事で、宣伝アイテムとして、A4サイズのオリジナルクリアファイルのお話や、A4サイズのクリアポケットファイル、レンチキュラーシートなどが喜ばれております。

 

 ランドセルの大きさは変えない派のメーカーさんは、独自規格のクリアファイルを作ってスタンダード化を目指されているそうで、弊社ではまだそのような動きはありませんが、確かに、型をつくれば、オリジナルサイズでクリアファイルは作成可能ですから、これもまた理にかなったお話だなと思います(A5クリアファイルやA6クリアファイルも、型が違うだけで、つくり方・製作スピードはまったく同じです)。

 

 今後クリアファイルの大きさがどう変わっていくのかは大変興味深い点ですので、しっかり注視してまいりたいと思います

 

(20101116 ppfactory桜木)

 

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